マスオ
俺はマスオ。皆からはマスオって呼ばれてる。
さて、今日も仕事を終わらせて一息つくところだ。
「あれ、、?」
いつも使っているマグカップが無い。
「おいおいどうしちゃったんだよマスオ。」
いつになく焦っていた。それはとても大事にしていたマグカップだった。
「ああ、また神様のいたずらか!、困った困ったぁ。」
バッ!
突然、部屋が暗くなった。
「あ、、れ、、?」
おかしい。何かがおかしい。
「ちょっと待てや、どうなってんねん。」
暗さに惑わされ、ぼやけた視界だけが頼りなマスオ。
バッ!!
明転、した。
「おいおい、一体何だったんだよぉ。」
明るさに視界が驚く。
すると机に何かが置かれていた。
「、、 なんだこれ マグカップここにあるよ??」
紙にそう記されており
「あっ!! おい!?まじ?!」
よく見ると、自分のズボンのベルトループにマグカップが掛かっていた。
「おいおい、、どうなってんだよ、、、、」
マスオは、ベルトループを切り、マグカップを使える様になった。
それと同時に、ベルトをぶらりとさせながら、部屋に何かがいる事を察するマスオだった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?