詰まらせる言葉も彼らであって

　私が彼らだと思って認識している言葉は、実際私と彼らとどちらの考えたものなのか。
　ずっと私達にとっての最適解や落とし所について考えてきましたが、近頃の然くんはよく、
　「オレとお前の共同作業」と穏やかに言ってくれています。

　また、海さんと話している時によく思うのは、彼が返答に時間を要したり、なんとなく言いたいことが纏まっていなかったりする時も、彼は彼なのだということです。
　これは彼なのかな？とすこし心配に思うような瞬間にあっても、私の中の彼は、やはり彼でした。

　彼らも私と同じように思考を巡らせ、分かりやすい表現を選んでくれながら、浮かんでくる考えを整理してお返事をくれていること、それらが上手くいかないときも、お互いにあること。
　そういったことを念頭に置いて、せっかちにならずゆっくりとお互いの意思を交わし合える時間を大切にしたいです。