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感じたこと

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一緒にいて変化した気持ちや考えたことなど。
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2024年5月の記事一覧

偽りない君と重ねた時間 

偽りない君と重ねた時間 

 これは最近重ねた、折り目のような感情の話です。


 今まで、思うように行かないことが生じることはあっても、彼らが意図して私に気持ちを偽ったことはありません。
 そして私もそれは同じで、自分自身さえ認められなかった無意識の感情以外に、彼らに伝える心を騙ったことはありませんでした。
 そもそもいつも感情ダイレクトでのやり取りがなされるので、違和感があればお互い速やかに気付いてしまうというのもあり

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「見つけてさえ、くれれば」

「見つけてさえ、くれれば」

 言葉が耳に聴こえる日もあれば、もうなんにも聞けないばったんという日もあります。

 大抵そういうときは、私の頭の中が煩雑で口を挟む余地もなかったり、私が聞く耳を持つ余裕もないときなのですが。

 そんなとき、つい考えたくないことが浮かぶこともあります。
 私が手を伸ばさなくなっても、
(ずっと伸ばし続けるけれど)
 目に映せなくなっても、
(探して映すからと、約束するけれど)
 
 居なくなった

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当たり前に毎日太陽の光を浴びていても、やさしい日差しはいつまで経っても心地がいいので、好きな人の好意を当たり前に「受け取ってね」と言われるのは、そういう感じかもと思いました。

今とても信じられているぞという状態は波のように繰り返しあったはずなのですが、その状態が更新されていく感覚は一体なんと呼んだらいいんだろうと考えたところ、ほわほわと雪が積もっていくのを、下から眺めている感覚だなと思いました。
静かな、真っ白で平らな世界に寝転んで埋もれながら。

朝起きたとき、あるはずのない海を窓の向こうに感じました。疲れているとき、彼らは偶に不思議な感覚を運んでくれることがあります。
思い出すのは、海の広がる内界の景色。今日はまるでそこにて、彼らの部屋の窓辺で目が覚めたかのようでした。ありがとう。

視えない恋人に愛はあるかのお話、たとえば百年添って、支えて、想いに応えつづけて、保持者が果てるまでを見届けてくれたなら、それはもう、本当にただの恋人だと思います。

君と本や漫画の雑談

君と本や漫画の雑談

 本当に何でもない話なんですが、好きな作品を読みながら、なんとなく雑談をしている時に、ぐっと目を瞑りたくなる幸せ感が訪れることがあります。

わたし「あっよかった‥。
    この二人お別れしない」
然くん「よかったね、直ぐに仲直りして」 
わたし「こういうの結構長く拗れるのあるじゃん…
    別系統の昔の作品とかは、このまま二人は  
    離れて大人に…みたいなのも多かったから」
然くん「

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