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立ち止まった1週間のこと(プチ休職)

【全文無料で読めます】

日記アカウントのほうでは小出しにしているけど…と書き始めたものの、あちらは月2の更新だから、わたしの中では「書いた」ことになっていても、その記事はまだ公開されていないんだな。笑っちゃう。

まあいいや、タイトルの通り、少し仕事を休んでいた間のことを振り返るnoteです。個人的な内容になるので、有料記事でお届けします。
(購入いただいても有益なことは書いてません、どんなふうに具合が悪くなったか、どうやって休むに至ったか、そして休んでいる間になにをして過ごし、それがどう作用したか、の考察です。それでも買って読んでくださるなら、今度調子がいいときに、あなたの記事を読みに行きますね🌸)
※6/29更新:気持ちが変わったので、無料公開に変更しました。執筆当時のわたしにとってはとても繊細な問題でしたが、時間が経てばそれほどでもない気がしたのと、これまでの間に購入された方がいらっしゃらないため、無料に変えても失礼には当たらないと考えたためです。

予兆はあった(あったんかい)

「全部やだ」はわたしの中でけっこう危ない傾向だなと思っていて、わたしに限らず、多くの人にとってそうなんじゃないかな。「なにもかも、いや」っていうときは気をつけたほうがいい。

最低限の護身(ご自愛)はしていた。このときみたいに、どうしてもだめだって思ったら、休みは取っていたんだよ。

でも。

だいたいずっと、こんな調子だった。
4月のはじめには数年ぶりに風邪をひいて、いろいろ参ってるなあ…と思っていたところ。かぜっぴきの間は、ごく初期だけ「なんで風邪なんかひいたんだろう」っていう落ち込みがあったけど、それ以外ではメンタル的にわりとマシで(どうでもいいけどマシだけ打ったら予測変換でマシュマロフィニッシュパウダーが出てくるのすき、なごむ)、騙し騙し、なんとかやれてるつもりだったのになあ。

Twitterにはすべてを書いているわけではなくて、もちろんここだってそうだけど、そんな断片的なものでも、何を書き残していたか振り返ると、「あとから思えば」というレベルでありながらも、身体は悲鳴をあげていた。

あと、これは今回大きな誤算につながったので、今後は気をつけたいと思っているけれど、わたしには「いちばんつらいタイミングでは何も書けないタイプ」だという自覚がある。「いまつらい!」じゃなくて、ピークがすぎてから「めっちゃつらかった」って書くタイプ。
だから、ツイートしてる時点で、自分の中でなんとか昇華できてる、あるいはさせられる見込みがあるものだと、慣習的に思い込んでしまっていた。たぶん今回は、いつもよりも生々しい”つらい”をリアルタイムで吐き出していたのに、自分自身がそのことに気づけていなかった、あるいは気づかないふりをしていた。

だから、こうなってしまった。

これが金曜日のできごとでした。

思い切って、休んでみる

そうは言ってもね、休みをとるなんてね、いや、わりとわたしは休んじゃうほうです、無理は禁物なので。でも、「まとまった休み」となると、また話が違うというか…。
あまつさえ繁忙期の職場で「しばらく休ませてください」だなんて、言えないよねえ。

そう思っていましたが、「休めるか、休めないか」ではなくて「休まなければならない」というのが、わたしの身体にもたらされた結論でした。

…というのも、週が明けた月曜日、やっぱり身体は思うように動かなくて、結局休んだわたし。ちょうど月一で通っている内科の受診日だったので、本来なら仕事帰りであろう時間帯に家を出て、クリニックへ向かう。

心療内科ではないけれど、メンタル面も配慮しながら診察する先生なので「金曜にまた予約入れとくから、それまで、薬飲んでゆっくりして。仕事も休ませてもらって。」と舵取りしてくださり、職場にも先生に言われた通り連絡をして(わたしがあまりにも憔悴モードだったのか、どういう風に職場に言えばいいかまで教えてもらった。わたしはこの日の記憶があんまりない)、半ば強制的に休める状態が生み出された。

休んでいる間に心がけていたこと

努めてしていたのは
・夜にちゃんと寝ること
・散歩をすること
この2つだけ。

1つ目は、メンタル不調で休んだ経験のある人ならわかるかもしれないけど、夜ふかししがちというか寝つきが悪くなりがちというか、そんなところがあるので、それでもちゃんと寝ようね、もし眠れなくても電気は消して横になろうね、という自戒を込めて。

2つ目は、実は散歩そのものが目的ではなく、散歩によって得られる2つの効果に期待したものです。

その1:体を動かすことで空腹感を得る→食事を摂る
胃が気持ち悪くて、ほぼ食べられていませんでした。食べたいものもなくて、食べても食べなくても気持ち悪くて。体力も落ちていたと思うけど、散歩に行って倒れるほどではないと判断し、体を動かせば食べられるはず!との一心でせっせと歩いていました。期待したほどには食事量が伸びなかったから、ただ痩せただけかもしれないけど。

その2:外に出ることで、夜にちゃんと入浴する
これもメンタル不調あるあるかな?と個人的には思っているのですが、お風呂がめちゃくちゃゆううつになります。一日中、家から出ずにいると「今日あんまり汚れてないから、お風呂入らなくていいかも」とか思っちゃって…(調子いいときならそうは思わないよ)。
実際、受診前の金曜日と日曜日は行けなかった。土曜日は散歩、月曜日は受診で外に出た&前日に入浴してないから、ちゃんと行くぞって思えたんだけどね。
そういうわけで、入浴促進のために散歩を必須化しました。

結果として、この試みはよかったと思うよ。最低限の生活の軸を維持したまま、休養することができた。
ここの心掛けがなかったら、最悪の場合、昼夜逆転していた可能性もあるし、お風呂に行けなかった罪悪感で外に出られなくなる(わたしは汚い…こんなやつが外を出歩くなんて…みたいな自責の念が膨らむ)負のループに陥る可能性もあったと思う。

最低限それを防ぎながら、他のことは何もがんばらないと決めていたから、心身ともに負担のない時間を過ごせました。

今日が、先生との約束の金曜日。
正直、食欲はまだ戻っていなくて、すぐに職場復帰できるかって言ったら厳しいんじゃないかなという気持ちもあるけれど、でも、月曜日に比べたら心も体も軽いような気がします。悪夢で目覚める朝はなくなったし、少なくとも、今日の診察をあとから「あんまり記憶がない」なんて言うことはないと思う。

このあと、休養継続or職場復帰、どちらになっても後悔はないんじゃないかな。深い理由はなくて、直感だけど。
今は、この時間をもたらしてくれた先生に、早くお礼を言いたい気分。それから、この記事を読んでくれたあなたにも。

七志野さんかく△

※6/29更新:プチ休職を経て、いったん復帰したわたしですが、現在、実は再び休職に至っています(今度はちょっと長めに)。このnoteは拙い記録で「私事の中の私事」「the 私事」みたいなものではありますが、少しばかりわたしの日々を応援してくださる方は、ぽちっとご購入いただけると嬉しいです。

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