自分の身体を理解するには自分の身体で試すしかない
「身体のことがよくわからない」
と言われることがある。
いや、わかるやん、あるんだからそこに。
正直そう思う。
しかし人間の多様性ゆえにそういうこともあることは理解している。
「どうしたらいい?」
と問われて、少しトイレで考えた。
出てきたのは『暦を理解すると身体が理解できる』という結論。
暦とは日、月、年の繰り返しのことだ。
桜が1年で花が咲き、葉になり、色づき、落ちて、また花が咲くように。犬や猫や狸が季節で毛が生えかわるように。暦に応じて生き物は力の出し入れをしている。
はたして、人間にもその機能がないと言えるのだろうか?
俺は暦に対応する力の変化が人間にも存在して、今も影響を及ぼしていると考えてる。身体の変化を信じて次に備えることが身体を理解するということであろう。
まずは簡単に昼と夜の身体を意識することから始めよう。これから来年の今日をイメージしておけというのは難しいから、昼と夜の違いを見ているといい。
一例としたら、こうなる。
日の出と共にテンションを上げて
日の入と共にテンションを下げる
まず昼と夜をどう区別するか。
日の出と日の入り、子の刻と巳の刻、AMとPM。
昼と夜をどう区別するかはおまかせする。全部試してもいいし、しっくりくるものでよい。
テンションの上げ下げの件は単純な二元論がいいだろう。0と1やオンオフでもいい。別にテンションでなくていい。ヒンドゥー教のラマダンは典型例。日の出から日の入の昼のうちは飲まず食わず。日の入から日の出の夜は大いに食べる。
大事なことは意図的にやってみることだ。
実際にやってみてどう感じるか?なにも感じないのか?試さないと身体の理解はついてこない。
何事も自分の身体でやってみねばわからない。探っているうちにしっくりくる形がある。それが自分の身体を理解するということだ。
とにかくやってみよう。
わからないことは質問してくれたらよい。
俺もわかってるわけではないけどね。
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