オタクではない定点観測というスタイル

俺は基本的にオタクではないと自負している。グッズを買い込んだり何回も同じ映画を観たりコレクションして額に飾ったりはしないのである。コンテンツに関してたくさん消費行動をすることはない。

ただ、同じスタイルで長い時間留まっているだけだ。例えばゴジラ映画。俺の範囲は昭和平成ゴジラでミレニアムシリーズは観てない。リブートされた最近の作品は全部観ている。映画を観始める前はVHSで試聴。映画館に行くようになってからは行って感情してパンフレットを買って帰ってくる。これを子どものときから変えることなく行っている。

ミレニアムシリーズを観てないのは単に平成シリーズが好きすぎたのと、観たくても同時上映のハム太郎が俺を遠ざけた。こんなこんなで離れていたこともある。だが今も最新作は変わらず観ている。

そうすると記憶されるのは作品の感想と共に、当時の感覚を身体に刻むことができる。平成ゴジラのときの年末の映画館の雰囲気、当時の世相なども話をしていると思い出させる。それは時間がたっても忘れることがなく、若い人たちが知らない経験となり語ることができる。

そんな定点観測をたくさんしている。マンガ、アニメ、特撮、ゲームなどなど。こんな話はいくらでもあるが、ここで話していくといいのかもしれない。

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