服を振ると吉

2/25の話

服を振ると吉である。

昔の人はそう思っていたらしい。

着る前に服を振る。

これは着る前に振ることで毒虫などを確認する意味合いがあることが推測できる。

しかし着てるときも服を振ることがある。

汗をかいたときだ。

汗をかくのはよくないことだとされている。

汗をかくということは腠理(そうり)が開くことになる。

腠理とは汗をかくときに開く穴のようなイメージだ。

毛穴みたいなことだろう。

汗を放出するために腠理が開くとき、風邪(ふうじゃ)も入ってくることもある。

それがあらゆる病気を引き起こす。

そう考えられていた。

汗をかきはじめる前に着ている服を振ることで体温を下げて冷やす。

これが身体に吉とされていた。

面白い概念だし、取り入れても面白いだろう。

とりあえず服を振ってみよう。

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