究極に楽な最小限の運動法
運動と聞くと嫌になる人も多い。
学校でやった体育や半ば強制の部活で楽しかったことがないなんてよく聞く話。
俺は運動は得意なほうではなかったが、父親が強権的だったので部活に参加していたほうが家の中で快適に過ごせた。
こんな後ろ向きな動機ではあったが、中学高校と運動部に所属してやりきった。
楽しかったことのほうが少ない。
顧問や先輩のいうことは理不尽に感じた。自分の上達が感じられず、どうしていいかわからないこともあった。
それでも満足して部活を終えられたのはよかったと思えることである。
そもそも運動は上達や人間関係の改善のためにすることではない。
健康になるためにするべきである。
健康のための運動に技術の熟達や他人の介在は必要ない。
ではどうするか?
俺は動物の模倣を勧める。
動物の真似をすることが健康的に運動をする秘訣となる。
例えば散歩をして目の前に猫が横切ったとする。
それを自分なりに真似をする。
いきなり四つ足に切り替えてもいいが、それは周囲の目が気になるだろう。
動かしている前足や前後する頭や尻尾の上下を観察する。
それを自分の身体で意識して再現してみる。
これは普段の自分と違う身体の動きであり、立派な運動である。
本格的にやってみるなら動物園や水族館で、目の前の動物の動きをやってみるのもいいかもしれない。
自分なりの模倣に他人が口を挟むことも、上達も必要ない。
ただ自分の身体を動かし、快適に過ごすために行う。
汗をかいたり息切れするほど疲れる必要もない。
楽であることが何よりも運動には大事なのだから。
自分が飼っているペットや好きな動物になりきって家や外で行動する。
それだけで末永く健やかに過ごせるのだから、運動嫌いでも楽しめるはずだ。
やってみて続けて貰えたらと思う。
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