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オマーン人家族に招かれて

砂漠の真ん中の石油採掘現場で知り合った、オマーン人の友達とは今でも付き合いがある。

実に9年もの付き合いです。
つい6ヶ月前に行った際、自宅に招いてもてなして貰った。

オマーンは海の幸、山の幸が豊富だ。

オマーンで痛感したのは、ヤギの肉と羊の肉の旨さだ。全く臭みがない。

日本のラムは冷凍が多い。
肉を冷凍すると中の水分が凍って膨張する。
液体から固体になると膨張する物質はなかなか珍しいが、水はそうなのだ。
これによってラム内の細胞壁が破壊され、分子レベルで臭みを放つそうだ。

Ḥalāl肉は日本でも人気になりつつあるが、元々は唯一神を信じる者が、ある一定の方法(動物が最も苦しまない方法といわれている)で血抜きを施して捌いた肉のことである。

Ḥalālレストランとググるれば沢山出てくる。日本もオリンピックに備えてḤalālレストランを増やすべきである。CoCo壱が数年前にḤalāl店を出して話題になった。

という話は横におき

オマーンで食べる肉はḤalālであるに加え、更に基本的にはその日の前日やその日に捌いたら肉であり、冷凍保存のプロセスを経ていない。

これが、旨さの秘訣である。

肉の旨味を最高に引き出す捌き方。捌き方1つで旨い不味いが左右されるのである。

今日もより優った仕事さばきに挑戦しよう。


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