Canterbury
イギリス国教会の総本山と言われるカンタベリーに行った時のこと。
Canterbury大聖堂はもちろん美しいが、その街全体も美しいことに驚嘆した。
イギリスでは、今住んでいる家が100年前のものなんていうことさザラであり、僕の上司は500年前の家に住んでいた。
イギリスでは地震がなく、家は殆どがレンガや石造り。丸ごと建て替える必要は殆どなく、元々あったものに少しづつ手を加えて維持してきたものが多い。
そのせいかイギリスは歴史のあるもの、古いものに価値をおく人たちは多い。
話を元に戻せば、
Canterbury大聖堂は1130年に建立。古っ。
しかし、Canterburyの美しさは、古く歴史のある大聖堂だけからくるものではなく、小川の流れる美しい公園、その上をゆっくりと進むボート、おしゃれなカフェ、そして名門ケント大学の学生の活気が織りなす、なんともいえない雰囲気から滲み出てくるものなのかと考える。
そう、悠久の歴史の土台の上に何か新しいものが積み重ねられていこうとする感覚だ。
過去の土台の上に、更に新しいものをたてるとき、人々はそこに美しさを感じる。
そう思った一日でした。
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