今週の気になった記事まとめ No.20(2021年5月29日~6月4日)

Israel Moves Toward Coalition Deal That Could Sideline Netanyahu(The New York Times)

【記事のポイント】
・イスラエルで小さい8の政党が連立政権の樹立で合意し、長年の首相だったBenjamin Netanyahuを追放する見込みへ。超国家主義者のNaftali Bennettと中道のYair Lapidの二人が順番に首相と外相のポストに就く。
・このことが発表されると、Netanyahuは「こんなのは団結でも癒しでも民主主義でもない日和見的な政府だ」だと批判。
・イスラエルとパレスチナの激しい対立が続く中で、関係を悪化させないために当初は連立政権の樹立が遅れていた。また、Bennettも自身の政党から、Netanyahuの右翼政権との関係を壊さないようにとプレッシャーをかけられていた。

大坂選手、全仏から棄権表明 2018年から繰り返しうつに(BBC Japanese)

【記事のポイント】
・大坂なおみ選手が全仏オープンから棄権を表明。自身のメンタルヘルスを守るために同大会での記者会見を拒否することを事前に表明する異例の対応を行い、罰金処分を受けていた。
・大坂はツイッターで初のグランドスラム・タイトルを獲得した2018年の全米オープン以来、「長いうつの状態を繰り返し苦しんできて、対応が本当に大変」だったと明らかに。「事前に発表したのは、大会ルールの一部がかなり時代遅れだと思うからで、そこを浮き彫りにしたかったから」

日本が台湾へワクチン提供「恩返し」の重要な意味(東洋経済オンライン)

【記事のポイント】
・5月末に日本から台湾へのワクチン提供案が明らかになってから、わずか1週間となる6月4日に、日本政府が台湾に新型コロナワクチンを提供することを正式に発表。正式な外交関係がない両国にとって異例の出来事に。
・10年前の大震災の際に台湾から200億円以上の義援金を贈られたが、今回はその恩返しの形に。国内の接種が進んでいない中で世論の反対が起きないかという懸念もあったが、メディアの報道姿勢やそれらの反応に後押しされる形に。

NFTバブルもうはじけた!? ピーク時から売上高が90%減(ギズモード・ジャパン)

【記事のポイント】
・ピークの5月3日には取引高1億200万ドルを記録していたNFTが、急減し1940万ドルとピークから90%の下落に。
・報道したProtosによると、この急激な下落は「オンラインコレクションへの投資が有効なのかユーザーが再考しているから」。


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