今週の気になった記事まとめ No.11(2021年3月20日~3月26日)

カリフォルニアに3Dプリント住宅村を建設中…建築プロセスも住宅自体もサステナブル(Business Insider Japan)

【記事のポイント】
・Mighty Buildingsが、ロボットと3Dプリントを駆使して、カリフォルニア州ランチョミラージュに1500万ドルの住宅村を建築中。
・Mighty Buildingsが独自開発した3Dプリントの技術Light Stone Materialを基にしており、紫外線照射で形成される。一般のくみたてしき住居と比較して、40%少ないコストや建設廃棄物の99%削減を実現できる。

C. Tangana and Omar Apollo are Making the Best Music of Their Careers(Interview Magazine)

【記事のポイント】
・キューバ、メキシコ、ブラジルなどを2年間旅する中で制作やコラボレーションを行った曲が収録された最新作『El Madrileño』をリリースしたばかりのC. Tangana。結果的にフォーキーなサウンドがスパニッシュギターとフューチャリスティックなR&Bと融合し、C. Tanganaも多くの曲を共作したROSALÍA『El Mal Querer』にも通じる作品に。
・メキシコの音楽Corridoを制作するにあたって、「一番悩ましいのは、リリック。伝統的な部分は何も知らなかったから、自分でリサーチをして今はChalino Sanchezもわかるようになった」「Adrielのような若い人の音楽を通してその音楽は知った。なぜなら、若い世代のアーティストは伝統的なサウンドとフォークサウンドを合わせて新しいものを生み出しているから。自分たちのスラングを使って若い人たちに語り掛けているのがとても興味深いし、自分がこのアルバムでやっていることにも大いに関係してくる」

New Zealand Approves Paid Leave After A Miscarriage(NPR)

【記事のポイント】
・ニュージーランド議会が、流産・死産後に、病気の際に使う休暇とは別に、3日間の特別有休をとれる法案を承認へ。同様の法案が成立するのは、インドに次いで世界で二番目。
・妊娠してから20週間までが流産で、それ以降が死産と定義されている。約10-20%の妊娠は流産で終わっているとのデータもあるほか、CDCによると20週間後以降の妊娠も1%が死産の影響を受けるとのデータもある。
・一方で、3日の特別有給が十分な長さではないとの指摘も。

注目の写真アプリ「Dispo」のCEO、ハーバード卒の32歳が直面する課題(Forbes JAPAN)

【記事のポイント】
・写真SNSアプリ「Dispo」のCEOを務めるDaniel Liss。昨年春、厳しいロックダウンが始まる中、Zoomで打ち合わせをし、プロジェクトを立ち上げた。
・Daniel Lissは1988年生まれの32歳。ハーバード大学在学中にオバマ元大統領のオフィスにインターンとして勤務し、卒業後はマイケル・ブルームバーグ元ニューヨーク市長の制作アナリストという異色のCEO。
・その後、エンタメ業界が長年抱えるダイバーシティの問題に着目し、ソフィア・ベルガラのマネジメント会社に4年間勤務し、新たなビジネスを模索する中で、YouTuberのDavid Dobrikのマネージャーからフィルターなしの風変わりなアプリ案をもらった。
・3月17日にDobrikの番組に出演した女性による撮影チームからの暴行の告発記事が掲載され、Dobrikは現在Dispoの取締役を自認している。

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