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fhána Billboard Live Tour 2024 横浜公演に参戦して

本記事は2024年5月25日(土)に開催された「fhána Billboard Live Tour 2024」横浜公演の感想を書き散らしたものです。
肩ひじ張って書いてないので肩ひじ張らずにお読みください。

※本記事は「fhána Billboard Live Tour 2024」横浜公演のセットリストなどに触れる内容を含みます。


感想本編

セトリ1曲1曲に触れながら話すとキリがないので、いくつかポイントを挙げて感想を書いていきます。

Point①:初めてのビルボードライブ参戦

fhánaのビルボードでのライブはおそらく過去3回開催されていると思うのですが、コロナ禍やらなにやらで一度も参加できておりませんでした。すごく近い距離でファナメンを見られる! という話は聞こえてきていて、うらやましい……と指をくわえてTwitterのTLに流れてくる感想ツイートを見ていたくらいに行きたかったので、今回その初参加が叶ったというだけでもう満足でした。

初回のビルボードライブのときに「こんな特別感のあるイベント、この先またやることがあるんか…?」と思っていたくらいなので、こうしてコンスタントに開催してくれるのはありがたい限りですね。

Point②:距離が近い!

先にも触れていますがステージとの距離が近い。自分は昼公演、夜公演ともに後ろの方ではあったのですが、それでもステージ上のファナメンやサポートのみなさんの表情が見えるくらいには充分に近い。
後ろの方でもそれくらいなので最前なんてもうとんでもないのでは…? と思いつつも今回はその運には恵まれませんでした。

距離が近いことに加えてこのビルボードライブは終始座って見るスタイル。『愛のシュプリーム!』『青空のラプソディ』の流れは盛り上がりのままに立ち上がってしまいたい気持ちはありましたが、落ち着いた曲はしっかりと聴き入ることができてこういうのもいいなと感じました。

Point③:ライブで化ける曲たち

このライブに限らずですが、それまで好きだけどあまり注目してなかった曲がライブで演奏されて「なんだこれ!? めちゃめちゃいい……!」となる現象はままあるように思います。
もちろん今回のビルボードライブでもそれがありました。あまり詳しいことはわかりませんが、ライブハウスやホールなどでのライブとはまた違った環境であるのでそういうところの影響もあるんでしょうね。

まずは『永遠という光』。もうね、すごくよかった……(語彙力消滅) なんかね、メロディーも歌詞もすごく沁みました(やはり語彙力消滅)。

そして『Air』。もともとかっこいい感じの曲ですが、かっこよさが何割増しにもなっていたように感じました。ラスサビ前間奏のtowanaさんの言葉が何重にも重なるところは、towanaさんの振る舞いとか照明の感じとかも相まってとても印象に残っています。

最後に『僕を見つけて』。佐藤さんの曲へつなげるMCの力も大きかったのだと思いますが、これもとても沁みるものがありました。終盤の曲調がガラリと変わる部分が特にきましたね…!

『Relief』や『愛のシュプリーム!』『青空のラプソディ』は言わずもがな。こうして挙げましたが結局どの曲も全部何割にも増していいものに感じました。やっぱりライブはいい。

Point④:照明の力

ライブで曲が何割増しにも良く聞こえるのは、やっぱり生の演奏で生の歌声で音響もちゃんした環境でという部分が一番大きいとは思うのですが、視覚的な要素も大きく影響しているのだと思います。
視覚的な要素のひとつとして挙げられるのが「照明」。今回のfhánaライブでもその照明がいい仕事をしていました。

特にすごいなと思ったのは、照明の具合で空間を錯覚させてしまうところ。ステージ後ろにカーテンがあるはずなのに、明暗の具合でカーテンは暗闇にのまれその存在がわからなくなってしまう。ある場面では、その暗く黒い背景にミラーボールからの光が落ち、ライトに照らされたtowanaさんがその前で歌っている。それが曲と相まってとても印象的な一瞬になっている。

曲に合わせてしっかりと練られた照明の演出。ある種の映像作品を見ているようにステージを見ることがてきたのは、照明とそれを担当されている小池さんの力なんだなと感じました。

Point⑤:カバーパート

昼公演のtowanaさん選曲の『オシャレ!』も曲名通りすごくおしゃれないい曲だったのですが、夜公演のカバーパートに全部持っていかれちゃいましたね。
まさかのバンプ、まさかの『天体観測』、「え? これtowanaさんが歌うの?」と思っていたらまさかの佐藤さんボーカル! びっくりでした。なにが一番びっくりって、その前日にあった職場の飲み会のカラオケで自分が同じ曲を歌っていたことに。話のネタがいっこできました。
それはさておき、佐藤さんの歌声を生でしっかり聴けたのはこれが初めてだったので(コーラスでは何度も聴いておりましたが)、なおのこと参戦してよかったなぁと感じました。

Point⑥:ふぁなみりーの方たちとの交流

これもライブの醍醐味。ライブ後に感想を共有したり、打ち上げにも混ぜてもらって本当に楽しい夜でした。元来がコミュ障なものでいつも聴く側に回りがちなんですが、今回は自分のfhánaに関するあれこれを話すこともできてよかったです。自分のfhánaにハマった経緯の話に「エモい話を聞けて良かった」と言ってもらえるのは嬉しいものですね。

fhánaを聴くようになった当初、まさかこんな風にファンの方たちと交流するまでになるとは思っていませんでした。
前にTwitterでも書きましたが、ファン同士の交流が活発になったのはコロナ禍になってオンラインでのライブが開催されるようになってからのような気がしています。同じライブを見ている人たちの名前(ハンドルネーム)も感想も見えるオンラインという環境がファン同士の距離を縮めたのかなと思うとコロナ禍も悪いことばかりじゃないなと感じます。

おまけ:絵とか写真とか

ライブ中の印象的なポイントをいくつか絵にしてみました。
こういうのもライブの楽しいところ。
このライブのオリジナルカクテル。左がノンアル、右がアルコール。
個人的はノンアルの方が甘くて好き。
しっかりと非日常に浸れる空間。

おわりに

ライブ熱の冷めきらないうちに書ききってしまおうと思っていた感想ですが、結局大阪公演も終わったあとの書き上がりとなってしまいました。それでも早いうちには書きあげられたのでよかったです。

今回のビルボードライブ、参加が叶って本当に良かったです。fhána曲はしっかり聴き入るタイプのものが多いので、また是非セトリを変えてやってほしいですね。

この5月で結成13周年を迎え、活動14年目に突入したfhána。
この数年は悲しいこと、苦しいことの多かった期間で曲もシリアスなものが多かったが、14年目に入ってもうそれも乗り越えたんじゃないか。これからはもっと希望を感じさせるような、そして何気ない日常に寄り添った曲をつくりたい、とは今回のライブでの佐藤さんの言。
次のアルバムリリースの予定と、それに紐づくツアーの予定も決まりました。今後どんなfhánaが見られるのか楽しみにしながら、引き続き応援していきたいと思います!

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