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2020/6/7(日)
今から3年前の2月に、一週間の休みをとってフロリダのディズニーワールドに行っていたことがある。そこで過ごした時間は一分一秒も無駄にはできないほど充実したものではあったけど、なぜか強く印象に残っているのは毎日さまざまな場所で食べる朝ごはんのことで、そのお話をします。
お菓子を作るのが好きで、とは言っても、ご存知の通り料理は初心者で(お菓子作りをいわゆる料理と一括りにして良いのかも分からない、まったく別物な気もする)、手際も悪く、しかもせっかちなので「感覚」で作ってしまう。料理をしない者にお菓子作りの繊細な感覚なんてものが備わってるわけがない。
「好きな匂い」について書くことになった時、正直かなり悩んだ。 嗅覚と記憶が密接に関係していることは有名だけど、だから今から話すことは結局のところある香りを引き金に呼び覚まされる私の記憶に関する話であって、やっぱり、私はいくつかあるカードの中から一番大切なものの話をしようと思う。
