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余剰の時代

こんばんは。



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エヴァンゲリオン:Q観ました。




私的には真心をきみに/Airで終了してた感があるので、初めて観た。
でも、面白かった。




フォースインパクト始まるとき、人と思しき影が大量に漂っていたのが印象的だった。




人類補完計画って、人を減らすってことね。
ああ、増えすぎた人間を減らしたいのね。
(子供の頃はわからなかったわ…)




エヴァンゲリオンといえば、庵野秀明。
庵野秀明といえば…




わたくし、村上龍のファンで、殆どの小説は読んでるんですけど、中でも、




愛と幻想のファシズム

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が、好きなんです。もう何周したか不明。
(兄弟も好きで家に4冊ある…)




大人になって気づいたんだけど(2回目)
庵野秀明も好きなんだってね。着想を得ているそう。




鈴原トウジ(主人公)とか相田ケンスケがそのままシンジの同級生として登場してますね。(洞木もね)大人になって気づいてびっくりしたんだけど…




呪うべき農耕がつい最近、一万年前から始まった、たった一万年前だ。
百姓が生まれたんだ、
奴隷が生まれたんだ、
百姓は楽だった、奴隷も楽だった、自分で判断しなくてもいい、獲物を、危険を冒して倒す必要はない、他人がこうやれと言うことをやればいいんだ、こんな楽なことはない、
いいか、何度でも言うぞ、
百姓と奴隷ほど楽な生き方はないんだ、

とか

適者生存がどのようなレベルであれ、正しいと言うことです。(中略)
僕が切り捨てるのではない、生態系が切り捨てるんです。

とか




色々え…?って感じのことを、バンバン言うのだけれど、




いってしまえば、人類が農耕をスタートさせ、定住を始めてから、どんどん子孫が増えていって、今(近未来)に至り、でももう、日本に金もないから(これも近未来)、増えすぎた人間もう養えないし、弱いやつ(経済力とか生命力のないやつ)は、死んでも仕方ないよな




みたいな、身も蓋もない(真実かもしれん…)ことを終始主張するわけです。





エヴァみながら、なんかそれがチロチロ頭の中に点灯するわけです。




ただ農耕に関しては、ハラリの

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サピエンス全史




で、農耕って思った程人類にとってよくなかったんじゃない?的な指摘もあり。
(狩猟採取民族だった時は、栄養状態も良かったらしいよ…)




当たらずも遠からずの視点というか。




そしてこの間母に、これ面白いよ!と勧められた本があって、

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余剰の時代(副島隆彦著)




まだ読んでる途中なんですけど、




要するに、すったもんだあって、100年くらい前(もっと前かも)から、余ってるのって、
生産でもなくそこから作られる物でもなく、




ですよね。と。あなたが余ってますよ、と。
(前書きにがっちり書かれてる)




これは経済書なので、余ってしまった人というのは、失業の危機にある人々という話です。




仕事に関しては、他の人(ホリエモンとかひろゆきとか)もAIの急速な発達で、あっという間に、仕事に溢れる人が来る時代がもうそこまで来ているって言ってました。




頭のいい人みんな言ってるし、これはガチであり、不可逆的な事実なんでしょう…




副島さん曰く、100年くらい前から、人の余剰が問題になりつつあって、それに関してはケインズやシュンペーターと言ったウルトラ偉い学者の皆さんが、指摘していたそうです。




だってAIにやらせた方がいい人間の仕事って正直たくさんあるし…運転とか運転とか運転とか(岡山に4時間半かけて行ってるから余計に)




でエヴァの話からこんなに飛んだんだけど、




観終わった後に、思ったのは、




あ、人余りのことって、頭いい人みんな気づいてんだな、でした。




増えすぎた人を減らすために、疫病があり、戦争があるのかもしれません。




猿(どんな種類だったか忘れた)は、群れを作って生活するらしいですが、ボス同士の争いがあり、




勝ったオスは負けたオスの群れと合流するんだけど、その時、負けたオスの群れの子供を全部殺すらしいです。




ただ猿が思想を持ってそうするとは考えづらいので、遺伝子が本能か、組み込まれたものなんでしょう…しかもそれは種の存続には不可欠らしいです。種が増えすぎると餌にありつけなくなって、滅びる確率が上がるから。




あ、こわいこわい、、、
もう寝ます🥺

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