バタフライエフェクト

非常に小さな事象が因果関係の末に大きな結果につながるという考え方

朝早
竿を垂らしウキを立ててはウキを見ず、釣りたくもないフナを待ちながら、時は過ぎる。
俺は待っていた、常に待っていた。
思えばいつもアイツが仕掛けを垂らし、俺は翻弄され釣られていたな、まるで俺はフナでアイツは釣り人。
様々なエサを垂らしてはよく食らいついたものだ。
そんなアイツも今までは俺を釣らなくなった。

このまま昔話にするには、人生に申し訳ない。
ギュースクルの竿で今度は俺が仕掛けるか。
ビックフィッシュ

暫く会う事も無かったアイツは今
近くで詰まらん男になろうとしてる。
何が彼をそうさせたか、深くは知らない。
燃え尽き症候群かな。
だが俺は知っている、
アイツそのモノがギュースクルの光源である事を。

光源を光らせるんだ!

対話と再会
その話なら、もうしたくない。
帰ってくれないか、自分が至らなかっただけの話だから、彼はそう言って扉を閉めた。
こんなにも自分を追い詰めている
拒絶
だか、訪問者は諦めずに扉を何度もノックし続け
彼に迫った。近所迷惑になるからと、訪問者を強引に中に入れ座らせた。

昔から人の懐に入るのが上手な俺である。
若い時にアイツの実家に朝早く行ってアイツの親に入れてもらいアイツの部屋で朝飯食って寝たなぁ
アイツアイツアイツ
秋の風か冬の風か、枯葉が玄関先で舞っていた。

もう一度やらないか、
訪問者は誘ったが彼は首を縦に振らない、彼は言った、もう潮時だし、今更出来るかと、燃え尽きたんだ。
燃焼には燃やすモノが必要。

いやいや、これからだって言ってたのはお前だろっ俺はお前を信じてるし、お前はここで終わる人間じゃねぇよ、俺もね、このまま死ぬには勿体ないし、ZEROをONEにしたじゃねいか、
ONEの続きを観たくないか?
続きは見たい

また世の中に一石を投じてみようぜ、この歳になって遅いかも知れないけど、なんだが大笑いしたいんだよ!
笑いか、音楽か、芸術か、なんか分からんそれをまた探そうぜ。
平和とは笑
訪問者は勝手に冷蔵庫を開け缶ビール取り飲み、とりあえずはスタジオだな、抗いだて、そして訪問者は去った。
俺ならグラスにそそいで飲むけどなと声には出さず呟いた。
微か笑っていた。

復活
抗いか、闘いか、リベンジか、もう面倒だな
、、、まだヤらせるのか、ギュースクルよ

虹の架け橋

人生とは夢に踊らされ舞う魂。 

底無しの探究心

鏡に映る自身
マイクにギュースクルと放つのはお前だ!
小さな闘いは存在を示す。
ヤるかヤらないかヤられるか、と言って来た訳だが、具体的なスケジュールだ。
先ずは録音となる。
RECセヨ

瞬間的に込み上げる笑いのへ連鎖。
到達するその頂上、ソングせよ。
構築される音の群れ。
混沌を叫べ、名もなき者よ
ギュース発信を用意せよ。


解放せよ
ツィゴイネルワイゼン

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