おいコー シリーズが完結したので感想を
村山由佳さんの
『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズが
完結した。
発売日には、最終巻を購入できず。
最近、ようやく時間が作れて購入 & 読み終えた。
読み終えて、全巻を並べて、写真を撮って、よし感想書こう。
ってことで、今この記事を書いている。
最終巻は、泣きながら、読んだ
どの巻でも、
どこか泣きそうになる場面はあって、
各巻で「ぐっ」と詰まったり、
用意している飲み物を飲んで
気合入れないと
読み進めるのが辛いシーンとか、あるんだけど。
もう、最終巻は本当、全体的に泣きっぱなしだった気がする。
普段、この話を読む時は外で(可能な限り、お気に入りの喫茶店で)
読むことにしていたのだけど、今回だけは自宅で読んで良かったと思った。
それぐらい、泣いたし、「ぐっ」と詰まることが多くて、読み進めるのが
辛かった。
全体的に、摘まれている感覚
「ぐっ」と詰まるのと同じくらい、優しくて、「きゅ」と摘まれるシーンも
たくさんあるのが魅力的な話でした。
舞台となっている喫茶店で流れる音楽の描写だったり、
場面の描写から、そこに立っている人物の雰囲気が伝わってくるのが
優しく感じるのかな。と思うと、そんなシーンだけを読み返すと自分の
気持ちも優しく慣れる気がする
(もちろん、他の作家さんの本でも、同じようなことがあるのだけど。
感情移入というか、登場人物全員、投影しやすいというか。。。
付き合いが長いからなのかも。。)
丈が好き
1stシーズン「キスまでの距離」の試合後の
喫茶店のシーンが
かっこ良い。
2ndシーズン 「記憶の海」の
弟(?)と言い切るには難しいけど海岸のシーンが
かっこ良い。
喫茶店
お気に入りの喫茶店
(松本だから、地元の穂高からは大糸線で少しかかるけど。。。)
高校の頃から、通いつめて、大学で地元を離れた時も、
帰省する度に通っていた。
ちょうど、お盆の時期とか、帰省するタイミングは
ナツイチのタイミングで、駅中の本屋で本を買ってから
読み切るまで、いることも多かった。
まとめ
この本との出会いは、中学か高校ぐらい?だったと思う。
村山由佳さんの著書では「星々の舟」が
実は一番最初に読んだ本だったと思う。
(文庫でなくて、ハードカバーで買ったような記憶がある。。。)
自分も年月を重ねて、
学生だったのが、今は結婚して、娘がいる。
(おぉ。長い。)
こんなに長く付き合った話はもちろん初めてだったけど、
幾度も引越しはしたのだけど。
大事に、いろんな引越し先で持ち歩いて、
時に読み返して、
完結まで無事してくれて。良かったなぁ。
「とても素敵な時間でした。ありがとうございました。」
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