秋が深まる旭川の森
内陸に位置する旭川は寒暖の差が激しい土地です。ここ数週間でその差は日増しに強くなり、木々の紅葉をせかすかの如く今朝も気温は9℃と涼しい朝を迎えました。(日中の気温は20℃近いです)
レンタルスペースの森に入ると、目線よりやや高い背丈のヤマウルシが紅葉し始めているのが目に入ります。この森で一番を競う速さで色づく樹種です。
ヤマウルシに負けないくらいこちらの黄葉も進んでいます。
この森のシンボルツリー、ヤチダモです。
そんなヤチダモの周囲でユキムシ(雪虫)が飛んでいました。
ユキムシはアブラムシの総称で、この個体はトドノネオオワタムシと思われます。トドノネオオワタムシは、晩秋にヤチダモに卵を産みに集団でやってきますが、この白いロウ物質を身に纏いふわふわと飛ぶ様子が雪に見立てられることからユキムシと呼ばれるようになったとか。
北海道ではこの虫が発生すると1~2週間の内に初雪が見られると言われていますが、あくまでも雪の季節の到来を告げる目安ですので、さすがに9月下旬の今から数週間のにちに初雪はないです。
秋色に染まり始めたレンタルスペース森と小屋
最近またオオアカゲラが周辺の木をコツコツ穿って採餌する姿を目にするようになってきました。時々、ドラミングも聞こえてきます。
ジーーーーーーーっと騒がしいくらい鳴いていたエゾゼミの声はすっかりしなくなり、また静かな森になりつつあります。
今年の営業は11月30日までです。
来年は2月下旬ころから本格的に営業を開始する予定です。料金体系が今とは変わりますので、ご注意ください。
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