「言葉を知らない僕」。

僕はnoteが大好き。

自分が引き込まれる記事がいっぱいある。

そのたびに「スキ」のボタンと自分が何をスキと思ったか？の「コメント」を残しておく。それが自分にとっていいアウトプットにもなる。


その一方で度々「俺は言葉を知らないなぁ」と思い知らされる。


人(僕)の心を表現するのに僕には言葉が足らなすぎる。


ただこんなにも表現は自由なんだと思うとワクワクしてしまう。


僕は「嬉しい」と表現する時には

「嬉しい」
「すごく嬉しい」
「超嬉しい」
「ヤバい！」
「最高！」

ぐらいしかない。


現実世界での会話ならそれで十分伝わると思う。
体の動きや顔の表情や声のトーンなどが加わるからだ。

でも文章になるとどうしても浅はかになってしまう。


もっと上手く伝えるには

「ぼくの体は勝手に動き始めていた」
「心が震えるとはまさにこのことだった」
「今までの自分とか理性とかもうどうでもよかった」

とかの方が「嬉しい」という言葉を使わずとも伝わる。


逆にそうでなければ文章ではこの複雑な心を表現しきれない。


エッセイやコラムのようなものだ。


もっと言葉を知りたい。

言葉はもっとアートでいい。

直線ではなく滑らかに表現したい。


僕は完全な論理的人間だ。
とにかく理由とかが大好きで、説明とかもクドイぐらいにしたい派だ。
マニュアルも結構大好きだ。色んなものをパターンとして覚える人間で、
理系の賢い感じがするが、その割には頭は悪くて、融通も効かない。

でもそのスタイルが好きだった。
理由があるとスッキリする。

でも「このスタイルしかできなかった」ってのもある。

つい最近までこの論理だか理論に息苦しくなる自分がいた。

なんでも型にはめたがる。


でもこのnoteを利用してから知らず知らずに
自分で作っていた檻を取り払ってくれたようなそんな感覚がした。

もっと欲求に素直になってよくて
もっと感情的になってよくて
理由なんていらなくて
もっと人間らしく愚かしくていいんだな。って思えた。


文章に体温がある感じがする。
そこに人がいる感じがする。
一緒に体験している感じがする。


息詰まりそうな僕を自由にしてくれたnote、
そして記事を書いてるクリエイターさんには感謝しかない。
大好きだ。


これからも僕にない言葉に出会えると思うとワクワクする。
これからいいことが起きるようなそんな感じ、真昼間にスキップしてる時のような気分だ。


その言葉と出会った時、僕の心には余裕が生まれて、
その度、人に優しい言葉をかけてあげれる気がする。


僕も誰かの心にすぽっとハマるような言葉を届けられたらさらに幸せだ。