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ウインターハッカソン vol.7 で入選した話

こんにちは,naaです!

少し日が空いてしまったのですが,振り返りも込めてウインターハッカソンvol.7の参加記録を書いていきます!

ウインターハッカソンとは?

ウインターハッカソンとは,サポーターズさん主催の

2日間で成果物を創ってエンジニアとしてレベルアップするオンラインハッカソン

です.

今回の開催期間は2月27日・28日で,19日~26日はハッカソン準備期間(事前開発可)でした.

以前,ウインターハッカソンvol.5にも参加していました.

今回のハッカソンのテーマは「技育祭がより楽しくなる何か」でした。

テーマは「技育祭がより楽しくなる何か」。
技育祭とは?3/11-13開催のオンラインテックカンファレンスです。
https://talent.supporterz.jp/geeksai/2021/
この技育祭がより楽しくor有意義になるもの、をテーマとします。

なぜ参加したのか?

実はこの時期は色々と忙しく,応募締め切りギリギリまで参加するかどうかを悩んでいました.

ただ,ちょうどその前日・前々日にTwitterAPIを触っていて,もしやこれはハッカソンに使えるのでは!?!?という気になってきました.

最終的に悩みに悩んだ末,とりあえず何とかなるでしょう!!精神で,応募締め切りの1分前に滑り込んで応募しましたw

ギリギリに滑り込んだため他の人とチームを組むのは難しいかなと思い,前回の参加と同様個人開発で挑むことにしました.

制作した作品

ついくらうどNOW」というWEBアプリを制作しました。

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ついくらうどNOWはリアルタイムで指定のハッシュタグの付いたツイートをWordCloudで可視化するWEBアプリです.

技育祭では同じ時刻に複数の講演があるため,1つの講演を見ている間に他の講演の様子をワンタッチ簡単に把握できるようにしたいと考えて開発しました.

技育祭では、各講演の感想をTwitterで呟く時は、特定のハッシュタグ「#技育祭」「#ホールA」(ホールはA、B、Cの3種類あり、ホールそれぞれにZOOMのURLが割り当てられています)などををつけることを推奨されています。

この部分に着目し、リアルタイムで各ホールのツイートをまとめ、その上で今見ている講演への集中を阻害することなくそのツイートを簡単に把握できるように工夫しました。

そして行き着いたのがWordCloudです。

WordCloudにすることでツイート1つ1つを確認しなくとも、単語からざっとした講演の概要が把握できると考えました。

もちろんWordCloudだけでは文脈や細かい部分がわかりづらい側面もあるので、WordCloudで気になった単語がどのように使われているかを確認するために、ページの下部に使用したツイートの一覧を載せています。

技育祭しようということで「#技育祭」「#ホールA」「#ホールB」「#ホールC」のボタンを作成し、ワンタッチで様子をのぞけるということを実現しました。

もちろん技育祭に関係のない単語も検索できるように任意のワードで検索できる検索機能も実装しています。


使用技術はこんな感じです.

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他にも形態素解析にはMecabを使い,Herokuでデプロイしました.


技術的にこだわったところ

・ファーストビューでWorldCloudがしっかり見えるように
・付箋のボタンの押した感じ
・当然かもしれないが,環境変数の扱いをきちんと見えないようにした

発表資料


結果

入賞をいただきました!
2度目の入賞で最高に嬉しいです!!

フィードバックとして以下のような評価をいただきました.

・一つ一つ丁寧に作られていた
・TwitterAPIとかややこしいけど使えていた(英文で)
・Mecabにちゃんと食わせられている
・D3でWordCloudを出している
・課題設定がしっかりしていた
ハッシュタグめんどい問題に着目が素晴らしい。
その解決策がユニークで面白い

解決策がユニークで面白いはよく言われます(得意げな顔)
課題解決において私が一番こだわっている部分を評価していただけて嬉しいです.

一方で,

wordcloudでどこまでその講演を知れるかがちょっと疑問(有益な情報がまとまるのか?とか)

というフィードバックもいただきました.この点は課題ですね.

まとめ

この「ついくらうどNOW」の開発を通して,TwitterAPIの扱い方・始め方自然言語処理を学びました.
どちらも完全に初めてだったので,いい勉強になりました.

また,WordCloudのようにテキストマイニングしたものをwebアプリに盛り込むことも初めてだったので良い経験になりました.

自然言語処理へのモチベーションが上がったので,もう少し勉強したいと思います!

追記

実は,ハッカソンから4〜5ヶ月経ったM1現在,ツイートのテキストデータを扱った研究に着手することになりました.

ハッカソンで触れた経験を研究にも研究にも活かす事ができました!

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