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パニックの処方箋

集団行動を取る動物は沢山居るけど、集団で自己の存在を危険にさらす行動は稀です。レミングの行進は有名ですが、そんなにしょちゅう有るものでは無さそうです。ところが、人はパニックになるととんでも無いコトをしでかす。地震の時にパニクって高層ビルの数十階から階段で降りるのは可愛いかもしれないけど、集団自決とか玉砕とかは回復が効か無い。関東大震災時の朝鮮人虐殺となると愁眉モノです。

此手の集団心理の観察に有用なのが今のウクライナです。不滅霊魂で繋がった社会的女子達が霊魂の不滅伝説を守る為に生命を掛けて戦ってる。幸か不幸か、彼女達の戦いを世界中の社会的女子がサポートしてる。勿論、自由を標榜する国々は「欲」に忠実ですので、ウクライナの強力な味方です。「欲」は霊魂が運ぶ価値観です。

原子力発電所を破壊すれば、放射能で周辺地域には人が住め無くなる。それが原発攻撃の動機と考えて無理は無い。つまり、自分達が支配出来無い土地ならいっそ人が住め無くしてやるって感じかと。理不尽な論理が、魂で共有された集団心理の産物の証拠です。不幸にして、不滅霊魂に理性の入る余地は無い。

また、「改正法案では、18歳から60歳の男性は60日以内に住所や家族などの個人情報をあらためて軍に登録することが義務づけられています。」は、昔、SF小説に描かれた全体主義政府による一般大衆の抑圧ですが、「自由」を標榜する政府も非難したりし無い。不滅霊魂を軸に考えれば何故かは明瞭でしょう。

集団心理はSF小説を現実化する(内閣府, 沖縄戦の概要)。太平洋戦争時、日本は昭和天皇の決断で壁に衝突する前に頭を冷した。統治能力とは、健康男子を戦場に送る効率より、被統治集団の進む方向を良い方角に向ける能力であって欲しいものです。

沖縄戦の概要 (内閣府)

昭和20年(1945年)1月20日
    第2次防衛召集(17歳から45歳までのほとんどの男子を召集)
3月1日
    沖縄県立第2中学校生徒の一部、部隊へ入隊する
3月6日
    国民勤労動員令公布
    沖縄県の15歳から45歳までの男女を「根こそぎ」動員する
3月17日
    硫黄島の日本軍守備隊、玉砕する
3月20日
    大本営「当面の作戦計画大綱」発令、沖縄作戦に重点を置くことを決定
3月23日
    米軍が沖縄諸島に空襲を開始する
3月26日
    米軍、慶良間列島に上陸する 地上戦が始まる

沖縄戦の概要, 内閣府

昭和天皇の「終戦の詔」は不滅霊魂に水を掛ける一例でしょうが、昭和天皇の霊魂が失なわれた今、多分、使える手段は火が消えるまで水を掛け続けるしか無いでしょう。傍観者でも知性に価値を見出す人にとって大事なのは、集団心理に基づいた行動を観察して、自分達が同じ危険を抱えてる事を自覚し、如何すれば集団心理に囚われ無いか日常生活の中で準備しとく事です。友達に、「目が座ってるよ」とか「ミズ要る?」とか言ってもらうのを習慣付るのは一計かと。其が自分で出来ればハナ丸です。

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