SATCと私
人生のキラキラした時間を大都市での仕事と恋愛に捧げる人のための賛歌。
小学生で初めて見たときには、地方の田舎に住むおこちゃまが共感できるはずもなく早々にリタイア。
時を経て上京し大学生となり「そういえば最後まで見終わってなかったな〜」と軽い気持ちで開けたSATCの扉をずっと閉じれずに、会話の一つ一つに自分を重ね合わせたりしながら見てきた。
「愛を見つけたいのなら街に出なきゃ。」
The1975の『The City』の歌詞の一節が頭から離れない
まだ年金を払わなくていい私たちが、ペントハウスの相場すら知らない私たちが、DiorのヒールよりもSheinでたった四桁の靴を買う私たちが
果たして仕事で成功を収め、周りの人を愛することができるのか
そして最も大事なこととして、自分を愛することができるのか
こんな漠然とした不安にキャリーたちは寄り添ってくれる
私たちもそうだったよ。私たちがNYに来た時も同じ不安を抱いていたよ。って
これから30代、40代、50代と年齢を重ねるにつれて異なる思いを抱きながらSATCを見るのだろうけど、
そうだよね、私もあの時不安だったよ怖かったよと何度でも4人が伝えてくれるから
今日もとびきりお洒落して大好きな人たちと街に繰り出そうと思う
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