施設でコロナが出た時の対応(勤務表と業務内容編)
勤務表
前回勤務時間について変更する必要があると述べました。働ける職員はいなくなるが、利用者の数は変わらない。
医療崩壊や介護崩壊が起きている環境では職員が泊まり込みで対応していると報道されている。泊まり込まないと働ける職員が居なくなってしまうからだ。
この最悪の状況を踏まえて勤務表を作成すると
人\日 1.2.3.4.5.6.7.8.9.
A氏 11-11時. 11-11時. 11-11時. 11-11時. 11-
B氏 11-11時. 11-11時. 11-11時. 11-11時. 11-
C氏 公 11-11時. 11-11時. 11-11時. 11-11時.
D氏 公 11-11時. 11-11時. 11-11時. 11-11時.
E氏 日. 日. 日. 日. 日. 日. 日. 日. 日.
こんな感じで休みなく働くことになる。
もしもう1人働ける職員がいるのなら夜勤(11時-11時)や日勤のローテーションを組み替えて休みが取れるかも知れない。
業務内容
0:00
1:00
2:00
3:00
4:00
5:00 経管栄養実施
6:00 排泄介助
7:00
30 配茶・配薬、インスリン
8:00 配膳・食事介助・下膳
30
9:00 検温
30 経管栄養準備
10:00 配茶 経管栄養実施
11:00 申し送り
30 配茶 配薬
12:00 配膳・食事介助・下膳
13:00
30 排泄介助
14:00
14:30 検温
15:00 おやつ介助
30 経管栄養準備
16:00 経管栄養実施
17:00 配茶 配薬
30 配膳・食事介助・下膳
18:00
30
19:00 排泄介助
20:00 配薬
21:00
22:00
23:00 排泄介助
24:00
食事の時間は決まっているため、業務時間を変更出来るのは食事以外のこととなる。
そのため、やらなければならない食事介助(経管栄養)と配薬、排泄介助だけで業務内容を時間に当てはめるようにする。
排泄介助はオムツ介助とし、吸収量の多いパッドを使用する。
※接触回数を減らすために自分でトイレに行けない人はオムツ着用とする。
先に述べた勤務表の11時から翌日11時までの勤務にしたのは、食事介助の時間に職員を多く配置するためである。
通常の夜勤は16時頃から翌日9時頃となるが、これだと昼の介助が手薄となるため11時から翌日11時とした。
12時からときりがよくしたいのだが、申し送りを聞く時間を設けると、12時は食事が来ているため申し送りの時間が取れない。そのため11時からとした。
日勤者は朝の配茶から夕食が終わって落ち着くまでと考えると7:30から18:30くらいの業務となる。
日勤も夜勤も通常より長い時間働くため、食事介助と排泄介助以外は身体を休める時間とする。
特に、夜勤者の仮眠は何もなければ通常よりも長くとれるようにする。
また、職員の朝食、昼食、夕食タイムも忘れずに設ける必要がある。
あくまで私の働いている場所でを基準としているが、他の介護施設でも参考にできることがあるかも知れない。その時は上司に相談し、より良い対応策を見出してほしい。
コロナ第ニ波に向けて今から色々と準備しておこう。
長期間の居室隔離に伴う筋力低下や認知機能低下は懸念されるが、お互いの命を優先とし、流行終息後にリハビリスタッフと共に筋力増強、認知機能向上を目指した対応をしていけたらと思う。
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