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3.9

シン・エヴァンゲリオン劇場版を友人と観に行った。人生初めてのMX4Dを体験したのもあって、数日経った今も、興奮が醒めないでいる。

これを観る前、不穏がとても強く出てしまって、ストゼロを飲みながら友人を待っていた為、少しふらふらな状態で映画を観たけれど、本当に何もかもが最高で、楽しかった。友人には迷惑をかけてしまったかもしれないので、かなり反省はしているけれど...

エヴァはただひたすらに思考を追求するようなところがあって、エヴァのそんなところにも、私は魅力を感じている。
観劇中、自分の思考と答え合わせをしていく。エヴァという世界を、丁寧に紐解く作業。これが私をエヴァから長年離させないのだろうな、と感じる。永遠に繰り返す呪いが、少しずつ画面から私へと滲み出ているのかもしれない。

多分私は、エヴァは永遠のものだと思っていた。小さい頃からずっと側にあったから、本当に終わるの?!終わっちゃうの?!という感じで現実が上手く見られない。正しい現実に、瞳の焦点が合わないのだ。

全部抱き締められたらいいな、ほんとうに全部。エヴァも現実も終わりも呪いも。私はエヴァから離れる事なんて一生出来なさそうだから、せめて抱き締めたい。付かず離れずな感じで一緒に成長していきたい。もう年齢を追い越してしまったけれど、ずっと14歳を忘れたくない。

エヴァを観たらものすごく文章を書く気力が湧いてきた。配布したりとかそんな事はしないのだが、密かに友人達とアンソロジーを創る約束をした。沢山プロットを書くのが楽しい。久しぶりに、アイデアがぽんぽんと出てくる。きっとこの後激鬱が来てしまうので今のうちに書き上げたいところだ。

それでは、また。

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