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Screepsハッキング事例

Screepsの戦争は、ある程度の強さがあればゴリ押しが効きますが、相手方も良い実装をしていた場合はロジックの穴を突くハッキング合戦になります。

よくある戦術

攻撃側 - Tower Drain

防衛側の攻撃設備towerに充填されたエネルギーを枯渇させることでtowerを無効化する戦術です。
Bodyの小さな捨て身のcreepを大量に送り込んだり、部屋の境界上でうろうろして撃たれたら部屋の外に出て回復を繰り返したり、towerの距離減衰を利用してtowerから遠い隅で回復をかけ続けたりといった方法があります。

攻撃側 - Swarm

十個の地雷があっても、十一人の兵士がいれば必ず突破できる

Bodyの小さな捨て身のcreepをtowerの処理能力を超えて送り込むことで、全滅させられる前に重要設備にたどり着き攻撃する戦術です。
足止め用の防衛設備がなければ、tickあたりtowerの数以上のcreepを送り続ければ必ず成功します。

プレイ中に見かけた事例

防衛側 - 迎撃順序にバグがあり侵略者を通過させる

部屋に侵入した敵の迎撃順序をつけ、攻撃中の敵ユニットを記憶することで起きた問題です。
この実装は目移りして一体に攻撃を集中できない問題を解決するために導入したのですが、攻撃中の敵ユニットがtowerの射程外(部屋の外)に出た場合に「攻撃中であり、対象が死んでいない」という条件に合致しているため射程外の敵に対する攻撃指示が出続け、他の敵の侵入を許してしまいました。

防衛側 - 攻撃部隊と認識しないユニットに破壊工作をされる

Swarm戦術に対処するため、攻撃できないユニットは迎撃しないという実装をしたことで起きた問題です。
攻撃行動をとれないユニットも、建設中のconstruction siteを破壊して進捗を戻したり、移動中のユニットの邪魔をして渋滞を起こすことができます。

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