マガジンのカバー画像

自主ゼミ「社会変革としての建築に向けて」

9
運営しているクリエイター

#鴨川

プラクティスの積み重ねを位置づけるために ──自主ゼミ 「社会変革としての建築に向けて」レポート 平尾しえな

自主ゼミ「社会変革としての建築に向けて」第6回のゲスト講師は、社会学者の西田亮介。東京工業大学にある西田の研究室は人が埋もれんばかりの本の山、安全を期して(?)議論の場は隣の学生室となった。連にとっては慶應SFC時代からの先輩であり、久々の再会に和気あいあいとした雰囲気のなか、終始インタラクティブにゼミが進められた。 理論の所在まず、書籍というかたちで連が理論を発表する目的が、議論の軸になり、そこから連のテキストの各内容がその目的のためにどう説明されうるかが、テンポよく、時