『青炎』三、青葉
三、青葉
眺めていたコーヒーカップに陽が降り注いだ。
太陽の熱が俺の手を伝い、俺は我に返った。
この道に進む覚悟を決めたトリガー。
忘れかけていた過去の葛藤と覚悟に浸りながら、
俺は、ゆっくりと二口目を飲む。
今日は6月15日。
『この道を選んだのは自分。
誰のためでもない、自分のために選んだ。』
どんな未来が待っているか、わからない。
先の見えない暗いトンネルの中。
止むことのない雨の中。
でも、それでも俺は進み続ける。
人の笑顔を求めて。
その先にある自分の願いを求めて。
『青炎』四、初恋 へつづく…
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↓この物語の主人公である「ひろゆき」について↓
「コーヒー」「ガンダム」「ファイナルファンタジー」を愛し、
3年後にカフェを開く男。
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