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心はいつでも自由

やっと資格試験が終わったので、暫く我慢していたことを少しずつ実行中。

先週末はリコリスピザを観てきた。昨年9月に小川奈緒さんがvoicyで紹介されていた、ずっと気になっていた映画。たまたま手元にあった映画館の割引チケットが2月末までだったので、今どんな映画が上映されているのかなと調べたら、リコリスピザが1週間限定で凱旋上映されていた。これ、観る運命だったんだ!って勝手に思い込んで映画館へ向かった。

ストーリー自体はシンプルなもの。舞台設定の70年代のアメリカにバッチリの音楽・映像がとても良かった。1番良かったことは、昔の自分、青春時代の自由に生きていた頃の気持ちを思い出せたこと。
リコリスピザを観ていると中高生の時に憧れて観ていたアメリカ映画やテレビドラマを思い出したのだ。大好きだったリアリティバイツやビバリーヒルズ青春白書。あの時は映っているもの全てが魅力的で憧れていたが、今思えばストーリーは結構シンプルだったな。リコリスピザを観たことで、あの頃の自分に出会えた気がする。

そして今の自分を振り返った。

今は映画を選ぶとき、「いかに内容が面白いか」「支払うペイに値するのかどうか」なんて事を考えている。
なんて合理的でつまらない考え方。
なんてつまらない大人になってしまったんだ!

観たことのないジャンルだけれど面白そうだから観てみようかとか、そういう冒険心はどこかへ行ってしまった。昔と違ってお金も時間も制約されているから仕方ないけれど、、なんてつまらない私になってしまったのだろうとショックを受ける。

映画のあと1人で近くのCafe&BARで食事をとった。
同じカウンター奥に座っていたのは私より一回りほど年上と思しき1人の女性。本を読みながらお酒を飲んでいた。素敵だった。

私は手帳に、今日気付いたことと、このような時間を持てたことの感謝を記した。実は1人でBARへ行くのは初めてだったのだ。これは大人になったメリットだな。

大人になるにつれて妻、母親と言った家での立場や職場での役割、しがらみや慣習など。色んなものに縛られて行く。それを真面目に全うしているからこそ、今の私があるんだな。あまりショックを受けずに、変わることは当たり前なのだと受け入れた。

あの頃の自由な私。きっと本質は今も変わっていない。
あの頃のように自由には生きられないけれど、せめて心は自由に生きていきたい。
心はいつでも自由にいよう⭐️
そう決意した夜だった。

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