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とにかく優柔不断な私。

めい🌱
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発信しながら地域に飛び込む現役東大生(休学中)。
2022年4月現在、京都府福知山市のシェアハウスに滞在中です。

長野県塩尻市を拠点にした半年間の体験をまとめた
本をつくりました。

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4月も半ばにさしかかって、
同世代の多くが、新学期に突入しています。

同期は、朝早くから夜遅くまで
がんばって勉強している。

そう思うと、わたしもがんばらなきゃって、
一年はあっという間だぞって、気が引き締まります。

4月1日付で東京大学を休学して、
ついに大学から(超・前向きに)ドロップアウトしました。

たまに、

大学、嫌になったん?

って聞かれるけど、
あいかわらず勉強は好きです(多分)。
一年後復学したら、
東大のリソースを使い倒してめちゃくちゃ勉強してやる予定です。

予定、ね笑。

ここ数日、ありがたいことに
本当にたくさんの素敵な方々と巡り合っています。

いろんな人の生き方に触れること、
今はそれが私にとって一番の糧になるのではないかと思うほど、
その方々と関わる時間が有意義で有意義で。

それと同時に、自分の性格も
以前に増してわかってきました。

そう、

「とにかく迷う」

んです。

いろんな人の話を聞けるし、
いろんな人のもとへ飛び込んでいけるし、
いろんな人と仲良くなれる。

その中で、たくさんの考えに触れて、
どれも納得できる。

そうして、迷う。

身近なところで言うと、
お昼ご飯をみんなで食べにいく場所を自分では決められなくて、
お店が決まった後もメニュー見て決まらない。

これくらいならいいのですが、
今、なぜか、めちゃくちゃ迷っていることがあります。

***

古本屋さんをやりたい

実は、さいきん少しずつ
こんなことを言いはじめました。

古本屋さんをやることは目的ではなくて、
あくまでも私の思いを形にするツールにすぎないのですが、
いろんな思いが渦巻いて、
古本屋さんをやりたいと思うようになりました。

でも、迷っているんです。
なんだか、踏ん切りがつかない。

まずは、自分が本が好きだということ。
そして、自分の本をつくったということ。
何か、本に関わることをつづけたいという思いがあります。

そして、さまざまな地域に関わるなかで痛感していること。

地域の人たちは、
若い人たちにずっといてほしいと、心のどこかで願っている

「若い人が来てくれて嬉しい」
そう言ってくれる方々が本当に多いです。

でも、「今月中に帰る」ということを伝えると、
少しだけ、寂しそうな顔をします。

楽しんでいってね。
また来てね。

その優しい言葉の裏には、
できればずっといてほしい、そんな思いがあるのではないかと感じています。

本質的にその地域に関わるには、
やっぱり「定住」が必要だとも感じていて、
どれくらい住めば「定住」と言えるのかは曖昧だけれど、
少なくとも、数ヶ月後に旅立つことが決まっている人を
「定住者」
とは呼べないだろうなと思っています。

そう、私は今、
どの地域の定住者でもない。

そして、
私の人生のフェーズとして、
今はどこかに定住する時期ではない。

そこに、私自身も少なからず寂しさを覚えます。
ここで何かのご縁あって同じ時を過ごしている人たちと、
このままずっと、この密度で関わりつづけることができないという事実。

また、戻ってくることはできる。
けれど、ぜんぶの場所に、何度もなんども帰ってくることは、
残念ながらできません。

その人たちが語ってくれたストーリーを、
いかにして引き継げるか。
いかにして大切にしていけるか。

その人が大切にしている本や、
もう読まなくなった本を
譲ってもらったり買い取ったりして、
それを使って小さな古本屋さんができないかと思っているんです。

その本は、ただの「本」ではなくて、
もともと持ち主だった人のストーリーが存分に注ぎ込まれたもの。

地域に入り込みながら、
数ヶ月ごとに拠点を変えていくこの一年を過ごす私にできることは、
そのストーリーを新たな場所に語り継いでいくことなのではないかと
考えているんです。

そこまで考えているのに、
何を迷っているのか。

本が集まるかどうかが怖いのか。
発信しだいで、どうにでもなる。

お店を開いて人が来ないのが怖いのか。
発信しだいで、人は来るし、
人が来ないそんな日は、ゆっくり本でも読んだらいいじゃないか。

本を運ぶのに車を持つのが怖いのか。
車を持つことが足かせになるなら、そのときにまた売ればいい。
売り先を見つけられるだけの人との関係は、たくさん築いているじゃないか。

何かを始めることで、キャパオーバーになることが怖いのか。
うん、これは少し怖い。

古本屋さんが目的になってしまうのが怖いのか。
そうなりそうになったら、この投稿を読んだらいいじゃないか。

「古本屋さんをやりたい人」と人に思われるのが怖いのか。
ああ、これも少し怖い。
最終的にやりたいことは少し違う気がするし、
それが分からなくて今こうしていろんな地域に飛び込んでいる。

***

まあとにかく、こんなふうに
ああでもないこうでもないと迷っているわけです。

こういうときに
バシッ
と飛べないのが私なのですが、

何か思ったことがあれば、どんなことでもいいので教えてくれませんか。

背中を押してほしい、のかもしれないし、
もっと違うことができるよってアドバイスがほしいのかもしれないし、

でも前にも後ろにも進まない自分に嫌気がさしてきたので、
そんな自分をさらけだしてみることにしました。

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グダグダな文章、読んでくれてありがとうございます。

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