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圧倒的ポジティブの原動力〜MAKERSキックオフ合宿〜

相変わらず、心が激しく動きまわる毎日だ。

ことばはいつも頭の中を駆け回っているし、
ずっと彼らを捕まえては離すを繰り返しているんだけど、
2023年が明けてから、こうして文章を書くことはなかった。


新年ひとつめのnote。
「新年」のことばはもう旬が過ぎてしまったかもしれないけれど、
私にとっては何か大きな意味がある、気がする。

この1週間、今までの人生に輪をかけて心が忙しい。
毎日毎日、じぶんのこれまでや今持っている感情を、
じぶんの周りにふわふわ漂っている色の濃淡みたいなものの中から
言葉を探し出して表現して、
ほんとうにたくさんの人の人生に触れて、
私たちがこれからの世界を創っていくんだって、本気で思える仲間と出会って、
たくさんの土地を、地域を、歩き回っている。


昨年秋くらいからはじめた活動を
だんだんと「じぶんの仕事」だと言えるようになり、
そこに自信を持てるようになった。

じぶんの感覚がどんどんと広がってきて、
いろんなものからいろんなことを受け取るようになってきた。
好きな映画や音楽に心が動いたときの衝撃が、さいきんは著しく大きい。
ただ、なんだかいろんなものを受け取ってしまうから、
満員電車には乗れなくなった。


そんな私。
今年一年、MAKERSというコミュニティ?学校?の8期生に選んでいただいて、
ものすごい環境の中で学ぶ機会をもらっている。

2月はキックオフの月間で、
合宿が3回もある。笑。
「多すぎるーーーー」って思ってたけど、始まってみると一瞬で終わってしまいそうで、もうすでに寂しいくらい。

先日1回目の合宿を終えて
短い合間を塗って塩尻に帰ってきて、
今日は、明日から始まる合宿に向けて再び東京へ向かっているところ。
長野から東京までのバス。
これは私の人生の中で、きっといろんな経験をするさいしょの時間になるんだろうな、なんて思いながら、諏訪湖を左手に向かってきた。


考えることも、感じることも、受け取ることも、与えることも。
そのすべてが大きくて、壮大で、繊細で、奥深い。
まだうまく言葉にできていないんだけれど、
胸の奥でずっっっっと小さな火が燃えている感覚が、この1週間つづいている。

そしてその間に、じぶんへの理解がものすごく深まったように思う。
いろんな人にじぶんのことを言語化してもらうタイミングがあった。

「感性ゆたかだよね」
「じぶんへの執着がない状態にある感じ」
「なんか、ふわふわしてる」
「感覚だけで生きてる子かな〜って思ったけど、しゃべってみたらそうでもないのかもって思ってる」


前提、MAKERS生の子たちはみんな、
今まで積み上げてきている経験や
人のことを見る観察力や
社会を見つめる洞察力が、半端なく高い。

私には、経験も思考も、全くを持って足りない。
そんなことを強く痛感するとどうじに、みんなの感覚や考え方と違う、
少し異質なものとしてのじぶんを感じる瞬間も多かった。

とにかくたっっくさん話して、
お互いのこれまでの人生を話す時間も本当にたくさんあって、
その中で分かったのは、

私には今まで、ものすごく苦しかった経験が、ない。

という、事実。

もちろん、いっぱい努力してきたし
辛いことだって悲しいことだって悔しいことだってあったけど
なんだか人生がイヤになるくらい「苦しい」っていう感情を持ったことが、
たぶん、ない。

それって、ものすごく幸せなことだ。
今まで出会ってきた人たちへの感謝は、書き切れるものじゃない。
ほんとうに。

でも、それが同時に、とっても厄介な感情も引き起こしていて。
じぶんの活動のモチベーションの源を聞かれてもうまく答えられなかったり。
私に「原体験」ってあるのか…とどこか途方に暮れながら歩き回ったり。
なにか、「確固たる意思」みたいなものがないじぶんと周りを比べたり。

MAKERS生の子たちのいろんなライフストーリーを聞いて、
いろんな感情が芽生えていました。
みんなそれぞれ大切で、特別な人生を歩んでいて、
それはどんな基準でも比べられることはできない。

けれど、
どこかにターニングポイントや、
壮絶だったことや、
苦しかったことを、
開示してくれた子が多かった、と感じた。

今書いている私の感情はとても繊細なもので、
こうやって文字にして固定することに違和感や不安がある、ということを前提に置くんだけれど、
とにかく、そう思った。

私は、、、どうだろうか。
なにかを始めるモチベーションは、常に知的好奇心のように思う。
なにか、こっちの方向にはだいじなものがある気がする、という直感かもしれない。

「学生で何か始めた人の中で、めいちゃんみたいな人を初めてみた気がする。」
と伝えてくれた人もいた。

MAKERSの合宿のあとに一緒に時間を過ごした友人からは
「前より、なんか芯があるね。」
って言ってくれた。

なんだか、少しだけ今までのじぶんを理解できたような気がした1週間。
キーワードは、圧倒的にポジティブ100%の原動力。
人の目をものすごく気にして生きてきたことがないからこそ、
人のとっっっても繊細な感情の動きには鈍感で
「ふわふわしてる」ように見えるんだろう。

思えば今まで、
「めいを人間関係に巻き込んではいけない」
という謎の暗黙の了解があったコミュニティがたくさんある(笑)。
ぜんぶ、あとから聞く話なんだけれど、
少し複雑な人間関係の中で、私だけ何も知らずに全力で毎日を生きていた、なんてことが、
中学生時代から大学生に至るまで、ずっとどこかしらであった。

それが私の最大のよさ(?)でもあり、弱点(?)でもある。
なにかじぶんを理解して、じぶんと一緒にこれから生きていくために
だいじなヒントをもらっている。


もっと動け。
もっと考えろ。
もっと感じろ。

決して焦らずに。
目の前の人を大切に。
目の前のことを大切に。
きっと大切なことは、じぶんのいちばん近くにある。

目の前の人に笑顔の瞬間を届けられるようになること。
人を笑顔にできる人と、手を取り合って生きること。
まずこの1年、この二つを極めよう。

まだ、きれいごとばかり語ってることも多い。
だから、じぶんの枠組みを常に組み立て直していきたい。

じぶんがみる世界を広げよう。
じぶんの範囲を広げよう。
じぶんが痛いと感じる範囲を広げよう。
じぶんが愛おしいと思うものにたくさん触れよう。

だいじょうぶ。
私が美しいと思う世界線を同じように美しいと思う人が必ずいて、
その人と心でつながる術を、私はもう知っているはずだから。



一歩ずつでいいからさ
何気ない今日をただ
愛して欲しい。


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