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せっかくエクシーズカップやってるので使ってるデッキ晒す(ラビュリンス)。主にメタカードについて語ってく。

 

・はじめに


 2024年7月17日より遊戯王マスターデュエルにていよいよエクシーズカップがスタートいたしました。不肖メガスキも今回のイベントには参加させていただきました。せっかく作ったデッキなので晒していきたいと思います。(エクシーズカップの概要については遊戯王マスターデュエル様の公式発信等をご覧ください。)

 じゃこじゃこデュエリストのメガスキでも一応エクシーズカップ1stステージ突破出来ました。構築に悩んでるという方の参考になったらうれしいかも。
 

 というわけでメガスキが使ったのがこちら!!




拡大してね♡


 記事タイトルにもあったようにラビュリンスです(なんでこのデッキ使えるんだ?)。

 豊富なEXスロットを用いた浮幽さくらによるEX破壊、御前試合や群雄割拠による展開妨害、ピュアリィ対策にマジック・ディフレクターを採用…といった感じのメタ構築になっております。

 基本的な動きは一般的なラビュリンスと同じものと考えていただいていいのですがちょっと癖のあるメタカードもちらほら。ラビュリンス自体の説明は割愛させていただいて、今回はメタカードにスポットを当てて解説していけたらなと思っています。採用枚数などについては上の画像をご覧ください。


・PSYフレームギア・γ


みんな大好きγ、みんな大嫌いドライバー

  今回メガスキは手札誘発にPSYフレームギア・γを採用することにしました。言わずと知れた強力な手札誘発で、無効にした上で破壊するというボードアドバンテージを奪うこともできるという強力なカードです。エクシーズカップではシンクロモンスターやリンクモンスターを採用できないので、素材としてはうまく利用できないのかと思いきや厄災の星ティ・フォンの登場により意外なところで使い道が生まれました。特にラビュリンスはティ・フォンの制約もそこまで大きなデメリットにはならないので覚えておいて損はないと思います。

基本的には後攻で相手のターンに使う用のカードということにはなるのですがあえて使わずに自分のターンで使用するなどのテクニックもあります。特に今回のエクシーズカップではよく見かけることになるであろうクシャトリラ・アライズハートなどは発動を制御できない強制効果持ちなので狙い撃ちにしてやりましょう。

ドライバーを引いてしまうのは怖いのですがラビュリンスの場合はシャンドラやストービーのコストにすることもできるので一応の役割は持てます(別にドライバーである必要はない)。


・浮幽さくら


儚無みずきよりはみるか…?

 あんまり見ない手札誘発。相手のEXのカードを除外することができます。この娘が流行る環境は世紀末などと囁かれているとか。正直、真っ先に上がる交換候補ではあります。

エクシーズカップはEXがエクシーズモンスターに限られます。必然メタとなるEXのカードも大きく絞られることになります。特に天霆號アーゼウスは超強力なエクシーズモンスターなんでまず間違いなく投入されているとみてよいでしょう。ラビュリンスはレッド・リブートからのアーゼウスで一掃といった明確な負け筋があるのでそれを防ぐ手段になるのは評価点。

一見すると後攻用のカードにも見えるのですが、ラビュリンスは先行でもガン伏せノーモンスターでターンを渡すことも珍しくないので完全に腐るかというと、そういうわけでもないのもポイント。

ラビュリンスはEXスロットが豊富なので幅広いデッキに対してメタが狙えます。エクスピュアリィ・ノアールのような後から対処するのが難しいモンスターもそもそも出させなければいいというわけです。


・群雄割拠&御前試合


 一緒に紹介しちゃいます。言わずと知れた展開妨害系の永続罠2種です。基本的には先行札なのですが後攻でも墓地送り強制は有効なので腐り難いです。ラビュリンスは種族属性が統一されているのでどちらも採用できるのがうれしいところ。

ホルスのような毎ターン無限沸きしてくる相手の動きを制限できるのが利点になります。墓地送りはプレイヤーに強制させる効果なのでホルスモンスターの効果を誘発させることもありません。黒炎神で除去されてしまうこともありますが割り切りましょう。

クシャトリラ・フェンリルなどには結構あっさり除去されてしまうこともあります。ユニコーンからパーピヤスをサーチしてリクルートする動きなどは御前試合で止めることができるので、相手がフェンリル素引きしていないことを祈りましょう。

ピュアリィ・リリィ、エピュアリィ・ノアール、エクスピュアリィ・ノアールの3体は同族性同種族なので群雄割拠でも御前試合でも完全に止めることは出来ません。しかしながら幸いなことに群雄割拠も御前試合フリーチェーンで発動できる罠カードです。これによりエピュアリィ・ノアールをチェーン切りしてリィープセットを防ぎつつ、素ピュアリィリクルートを阻止してピュアリィ速攻魔法の補充を防ぐことができます。相手の手札にピュアリィ速攻魔法がそれ以上なければエクスピュアリィ・ノアールの登場を防ぐことができます。


・マジック・ディフレクター


マイナー罠カードのパワーを見よ!

 なにこいつ?という人も多いのではないでしょうか。マジック・ディフレクターは1ターンの間フィールド上の装備・フィールド・永続・速攻魔法カードの効果を無効にするという効果を持った通常罠カードです。通常魔法を無効にできないので、一見すると魔法メタとしては魔封じの芳香に劣るのではないかと思う方も多いかもしれません。しかしながら今回のエクシーズカップ、フィールド・永続・速攻魔法カードを使用するテーマが多く刺さりやすい環境となっているためこのカードのヴァリューは高いと考えて採用に踏み切りました。

特に効力を発揮するのがピュアリィで、まず最初に相手が発動したピュアリィ速攻魔法にチェーンすることで1枚無効にできます。その後、相手は手札に下級ピュアリィモンスターを持っていない限りはマジック・ディフレクターにチェーンしてピュアリィ速攻魔法を打つことを強いられます。マジック・ディフレクター発動後はピュアリィ・マイフレンドによる手札補充も行えなくなります。相手の行動を大きく縛る上に行動をコントロールしやすいので刺さった時の影響は強烈です。

他にはパライゾスやバースを使用するクシャトリラや、装備魔法や伝承の大御巫を使用する御巫などにも効果があります。特定のデッキのメタでなくとも墓穴の指名者や抹殺の指名者を防げるので、増殖するGを通しに行くなどの動きも出来るので活用の幅が広いカードであるといえます。

ラビュリンスにおいては通常罠であるということが最大の利点であり、迷宮城の白銀姫で直接デッキからセットすることが可能なため上手に利用していきましょう。


・スキルドレイン


何も言うまい…

 もはや説明不要の極悪カード。フィールドの表側表示モンスターの効果を無効化する永続効果を持った強力な永続罠です。刺さらないデッキの方が少ないですがホルスのように影響を受けにくいデッキもあります。

ラビュリンスでは主に迷宮城の白銀姫や白銀の城のラビュリンスの高スタッツを利用して戦っていくことになります。単純に戦闘でビートダウンを行うのも強力ではありますが、フィールドでのモンスター効果は使えなくなってしまうので白銀の迷宮城による破壊や、各種罠カードによる妨害でより戦況を優位に傾けることで勝利がぐっと近づきます。

ラビュリンスではスキルドレイン適用中でもモンスター効果を通す方法が存在します。フィールドのモンスター効果発動にチェーンしてビッグウェルカム・ラビュリンスを発動してフィールドから手札に戻したり、魔砲戦機ダルマ・カルマをチェーンして発動することで裏側表示にしたりといった方法でスキルドレインの永続効果の適用外にすることができます。ビッグウェルカム・ラビュリンスはシャンドラやストービーでデッキから直接セットすることも可能なので動きには組み込みやすいです。覚えておきましょう。


・魔砲戦機ダルマ・カルマ


普通に強い

 紹介するか迷いましたが一応、紹介します。フィールドのモンスターをまとめて裏返しにすることができます。裏返しにできないカードは墓地送り強制です。

とにかく表示形式変更効果が便利で、起動効果の妨害やエクシーズ召喚の妨害にキルを取られそうな時の延命にと汎用性が高い妨害罠です。アリアスで直接手札からセットすることで後攻0ターン目の妨害としても利用できます。今回の構築ではダルマカルマとアリアスはそれぞれ1枚ずつの採用となっていますが両者の枚数を増やして積極的に妨害を狙うのもアリです。


ダルマカルマは通常罠なので迷宮城の白銀姫で直接デッキからセットすることが可能です。ビッグウェルカム・ラビュリンスの効果にチェーンして迷宮城の白銀姫の効果でダルマカルマをセット、白銀の城の狂時計をビッグウェルカム・ラビュリンスでリクルートして手札に戻し、白銀の城の狂時計の手札効果を発動することでセットして即座にダルマカルマが発動できるようになります。

直接的なアドバンテージを取れるカードというわけではありませんが要所要所のマストカウンターを見極めることで強力な妨害札になるカードです。こちらも上手に活用しましょう。


・No41泥睡魔獣バグースカ


せっかくのエクシーズカップなのでエクシーズしないとね

 守備表示の時に他のモンスターも守備表示にし、効果の発動も封じる強力なモンスター。エクシーズカップではリンクモンスターの採用が出来ないのでこのカードをモンスターのみで突破しようと思うと中々困難です。

他には攻撃表示になった際の高い耐性を利用して安全にアーゼウスになったりすることも出来ます。バグースカをエクシーズ召喚した返しのターンでバグースカの永続効果で守備表示になったモンスターを攻撃することができるのもポイント。

難点としてはラビュリンスにおいては少々出しにくいところ。アリアンナ&アリアーヌで出すことが多いと思われますが先行1ターン目ではアリアーヌのリクルート効果に誘発をあてられてしまうでしょう。

実際のデュエルにおいてはある程度有利な状況での特殊召喚になることが多く、上振れ気味な制圧になりがち。仮に先行で出せても無限泡影などの汎用カードで対処されてしまうことも多いので過信は禁物。


・終わりに

 いかがだったでしょうか?メガスキはなんとかエクシーズカップ1stステージ突破出来ました。

ホルスやクシャトリラなどの物量戦を仕掛けてくる相手には妨害が追い付かず押し切られてしまったりどうしても苦戦する場面というのはありました。それでも今回のエクシーズカップにおいては十分戦っていけるだけのスペックはあったように思います。

正直ラビュリンスは、エクシーズカップで使うデッキとしていいのかと言われたら頭に疑問符が浮かびますが、公式がいいって仰っているのでありがたく使わせてもらいました。まあ、エクシーズ召喚もちょっとはしたから許してくださいww

という感じで終わっていこうかなと思います。もしよかったらメガスキの配信なども見に来てね!バイバーイ!

You Tube https://www.youtube.com/channel/UCbjf9l4FCZQLgFjySI_AIRQ


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