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朝日の裏側(ワカチナ/ペルー)2/2

2023年11月14日から世界一周旅行の幕が上がる。
南米に始まりじわじわと日本に近づいていく魂胆です。
おそらく3年ほどかけて巡るつもり。
情報系のブログのほうが閲覧してもらえる機会はあるのは知ってるけれどわたしがおもんないんで、旅情80%ぐらいのかんじで緩く書いてまいります。

引き続きワカチナに滞在。

ワカチナは15分ぐらいでぐるっとまわれてしまうくらいこじんまりとした街。
清潔にされているし、湖の周りではゆっくりできる。

アイス食べてみたり(甘い)(半分でいい)



リゾートムードある街なのでプール付きのホテルも多く、わたしが泊まったホテルも裏のホテルのプール使っていいよとなっていた。

11月中、南米季節は夏。
砂漠なので雨は降らない。太陽がジリジリと肌を刺し、砂の反射もある。全身焼けて暑い。
プールは極楽....かと思いきや水風呂より水温低いのでは?というぐらい冷たかった。
すこし泳いでプールサイドでボサっと過ごすのがベターといったかんじ。

入水10秒で震え上がる




ワカチナに滞在中、
バギーとサンドボードのツアーに参加してみた。

砂漠を歩くのは辛い。遠く果てしなく続く砂漠。
すこし奥の方まで行きたいなとおもってもなかなか難しい。
ということで価値を感じたバギーツアー。
ぶんぶんとバギーで一気に奥まで行った。

壮大な景色の中、バギーはジェットコースターみたいだった。
角度のついた丘を登る時はバギーの威力に感動し、
坂を下る時はふわっと浮遊感がある(所謂ちんさむ)

サンドボードは板の上で腹ばいになって坂を落ちるかんじで、砂が口とか目に入りまくるし肌にあたっていたいし、スピードもすごいからちょっと怖かった。
3回も坂を下らされて、しかもどんどん距離が長くなっていってもうヤダァとなった。


バギーで移動しつつ、日が沈むところをみた。
曇り気味ながらじわりじわりと焼けて、紅蓮に包まれるベージュ。
この夕日、日本では朝日。
そうおもうと、地球どころか宇宙をかんじる案件。

薄く焼けていく
夕日の中、重なる砂の山のレイヤー



バギーをおりて、昨日同様丘の上まで歩いた。
空が赤く焼けていくグラデーションフェーズがおわって、一気に暗くなっていく。
街に電灯が輝き出したのを横目にがんばって頂上まで登った。
夜景がきれいすぎる。
目の前の壁を登頂したとき、さらに向こうの街の夜景が広がっていて感動した。


光り輝くワカチナ、イカの街。
道路の街灯が眠いときの高速道路をおもいだす。


ここにきてよかったなっておもった。
慣れない環境に漠然と辛くなることもある。
別に日本に帰りたくはないけど、混乱してたかもしれない。
この日は久しぶりに心から幸せで、
ジェットコースターのようなわたしの情緒。

ワカチナは日中は暑くとも夜は15度くらいまで下がる。
夜景をみたあと、寒かったから丘を駆け降りた。
揺れる情緒を誤魔化すように思いっきり走って飛んで跳ねて砂漠を抜けた。

今日も全身砂まみれ。
靴の中が窮屈になるぐらい砂が入っていた。
宿はかろうじて暖かいシャワーが出た。
下着にまで砂ついていて、クスッときた。

今度こそ砂すら愛せるかもと思った。

宿の屋上から。

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