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1月の振り返り

年も明けて早1ヶ月(うそでしょ..)。2021年の年明けは、突然に止まったしまった世界がそろそろ動き出すのでは、という淡い期待も持っていたけれど、さすがに2年も続くと気持ちも変わってくる。与えられたゲームの中でプレイしていくしかない、という諦めのような、ルールのギリギリのところを攻めちゃうもんね、という好戦的なモードになってくる。

Disney+ 

昨年のうちに色々とサブスクリプションの見直しを行ったので満を持して私も加入した、disney+。いわゆるディズニールネッサンス(=1990年のリトルマーメイド以降、ディズニー映画の商業的快進撃の時期)に幼少期を過ごした私として骨の髄までディズニーが染み込んでいる。

けど目的は昔からあるディズニー映画ではない。巷で話題のマーベルとやらがどんなものなのか見てみたくて、ジョインしたのだ。本数も多いし、1週間に何本かずつ見ていけばいいかな、と軽く思っていた。

実際見る映画を選ぼうとすると他の動画配信サービスのように色々なものに目移りしてしまう。マーベルも見たいし、見てなかったPIXAR作品も見たいし、マンダロリアンも見たいし。。。時間泥棒を自分の家に招きこんでしまったようだ、私。

アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?

Twitterで話題になっていた買ったこちら。
経済学の父と呼ばれるアダム・スミス。彼はずっとお母さんにご飯作ってもらったり身の回りのお世話をしてもらっていたという。母の死後は親戚のお姉さんに。彼のケア役がいなかったら、果たしてアダム・スミスは経済を学問として成立されるほど突き詰めることができただろうか。否、だと思う。

経済を語る際は、金銭的な価値を産まないとして経済外(=ケアする人)っていないものとされていたよね、それじゃだめだよね、ということを経済の歴史を踏まえながら教えてくれる本。おもしろかったー!

ちょっと他の経済についての本も読んで見たので、ちょっと2-3冊読み終わった後に書きたいな。

今年も持つよ、グラスのステム

家ではあまりお酒は飲まないんだけど、外では飲みたくなってしまう。自分の家じゃ絶対に割りそうな程にほっそいステムのワイングラスに飲み物を注いでもらう、ということが好きなんだろう。

指にぐっと力を込めて、グラスをあげる。じゃ乾杯と言って始まる友人たちとの食事会。設えられた空間、薄黄金のシュワシュワ。特別感以外のなにものでもない。

「乾杯」と言ってから飲み物をいただくまでのほんの一瞬、グラスの先に見える顔を見て、思い出す。
自分は、自分が一番よく接する5人の平均でできている、と誰かが言っていた。周りを見回し、これが自分を構成する人たちなのだろうか、と改めて考える。この人たちの一部で自分が構成されているなら本望だわ、と思ってグラスに口を近づける。

今年も、よろしく。

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