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#5 Wig In A Box 歌詞訳 ミュージカル『HEDWIG』より

Wig in a Box

오늘 같은 세상 어지러운 이 밤
트레일러 타운 불빛이 꺼지면
난 외로워 난 지쳐 슬픔에 터질 것 같아
이제 여행을 떠날 시간

今日みたいにとても目まぐるしい夜
トレイラータウンの明灯りが消えたら
私は寂しい 私は疲れ 悲しみで弾けそうになる
もう旅行に旅立つ時間

내 얼굴엔 Make up
카셋 테잎 노래 가발로 마무리하면
어느새 난 미소 짓는 미인대회 여왕님
언제까지나 나는 잠들면 안돼

私の顔にMake up
カセットテープの歌 カツラで仕上げたら
いつの間にか私は微笑む美人大会の女王様
いつまでも寝ていては駄目

지나간 내 과거들과
여자로 변한 날 보면
요지경 세상사, 신기한 인생
지금은 술 한잔 들이키고
바라봐 벨벳 상자 속 선물 받은 내 가발

過ぎ去った私の過去達と
女に変わった私を見ると
わけのわからない不思議な人生
いまはお酒を一杯あおって
眺めるベルベットの箱の中には 贈り物にもらった私のカツラ

내 얼굴엔 Make up
리듬 앤 블루스 예쁜 선물 가발을 쓰면
어느새 난 영화 속의 올린 머리 공주님
꿈에서 깨어 긴 밤 지날 때까지

私の顔にMake up
リズム&ブルース 美しい贈り物のカツラを被れば
いつの間にか私は映画の中の髪を結ったお姫様
夢から覚めて 長い夜が過ぎるまで

멋진 가발과 화려한 Make up
세련된 패션 센스까지
잘난 척 예쁜 척, 여잔 많지만
하든지 말든지 나는 나 세상 단 하나
이 세상 누구보다 멋진 나

素敵なカツラと華麗なMake up
洗練されたファッションセンスまで
いけてる振り、綺麗な振りした女は多いけど
やろうがやるまいが私は私 この世にひとり
この世で誰より素敵な私

내 얼굴엔 Make up
카셋 테잎 노래 이 예쁜 선물 가발을 쓰면
어느새 난 찰리스 앤젤 미스 파라 파셋
꿈에서 깨어 긴 밤 지낼 때까지

私の顔にMake up
カセットテープの歌 この素敵な贈り物のカツラを被れば
いつの間にか私はチャーリーズ・エンジェルのミス・ファラフォーセット
夢から覚めて 長い夜が過ぎるまで

Shag! 짧은 단발 컷 핀컬 파마도
소시지 컬스 치킨 윙스 모두 널 위해
강력 blow dry 꽁지머리 나이아가라 파마도
뽀글빠글 지지고 볶고 모두 널 위해
그건 모두 널 위해 그건 모두 널 위해

Shag! 短い短髪カット ピンカールパーマも
ソーセージカール チキンウィングス 全て貴方のため
強烈なblow dry ポニーテール ナイアガラパーマも
クルクル縮れ巻くのも みな貴方のため
それはみんな貴方のため それはみんな貴方のため

4曲目は「Wig In A Box」です。

ステージに戻ってきたヨンドウィグ。
結婚して1年後のストーリーを語り始めます。ルーターと離婚し、ひとりトレイラーハウスで過ごしています。不法に手に入れたテレビに映し出されたのは崩壊したベルリンの壁。
お母さんはすでに暖かいユーゴスラビアに移民し、ルーターは新しい男と暮らし始めていました。ルーターも結局自分の失った半分ではなかった…。

無一文になり、ひとり孤独に耐えるヘドウィグ。カツラを脱ぎ投げ捨てます。自由な新しい世界に自分を導いてくれるはずだった、『HEAD WIG』。

孤独と悲しみの中から歌い始めますが、どんどん明るく前向きなヘドウィグに変わっていきます。

上記の歌詞を歌い終わると、‘Sing along time’(一緒に歌う時間)があります。

ひと通り歌い終わって腕を上げた瞬間「あ!脇の処理をうっかりしてた!ちょっと部屋に戻ってワクシングしてくるわ」とイツハクにステージを任せて背後のトレイラーハウスに入って行きます。

イツハクはモジモジしながら、客席に一緒に歌う区間のレッスンをします。
スクリーンに歌詞が出てきて歌うのですが、公演を観に行った皆さんは一緒に歌えたでしょうか。

「내 얼굴엔 Make up
카셋 테잎 노래 이 예쁜 선물 가발을 쓰면

ネ オルグレン メイクアップ
カセッテイプ ノレ
イ イェップン ソンムル カバルル スミョン」

韓国語を日本語で表記するのは限界がある、といつも思うのですが、一緒に歌う部分はこんな感じです。

会場の歌声が大きいとさらに盛り上がるので、これから観劇に行く皆さんはぜひ一緒に歌ってください。

このあとトレイラーハウスが開いて、キラキラなヨンドウィグが登場します。

3月に出演したKBSのプログラムでヨンソクさんが披露したナンバーでもあります。
ラフなスーツを着て素敵なヨンソクさんのままの姿で、公演ではイツハクがリードするSing along timeまですべてこなしていました。
テレビで披露していたのと同じように、公演でも客席をぐるっと一周駆け巡ります。

ステージに戻って汗だくのヨンドウィグ。客席を煽りまくります。
ここでまたひとつイベントが。水を飲んでいたはずのヨンドウィグが口から水をシャワーのように吹き出し、
「This is rock’n roll gesture!」
と声高らかに言います。

会場は笑いと拍手。そこでさらに、ヨンドウィグは「パンクロックジェスチャーもあるのよ。見たい?」と。会場が歓声をあげると、「あんた達が見たいって言ったのよ」とニヤリ。

セクシーに身を躍らせながら水を口に含み始めます…いったいどれだけ水が口に入るの??と疑問がよぎり始める頃、ストローを口から離しステージの端から端までウォーターミストを振り撒きます(笑)

端まで水が持たなかった時はそこでまた水を含み直して端まで。
そして「This is punk rock gesture!!!」と声高らかに宣言。

「聖水だと思いなさい(笑)」と言い放つヨンドウィグ。えぇ、えぇ。ファンにとっては浴びて嬉しくありがたい聖水です(笑笑)。勢いも結構あって、レポを見ていると4列目でもかかったと書いている方もいます。

そこで更に、熱さ(暑さ)に拍車をかけるロングの白いフェイクファーコートを羽織ります。

その瞬間客席からは綺麗!エルサみたい!と声があがります。
ご機嫌のヨンドウィグは「何?エルサ?」というや否や‘let it go’のサビを歌い、‘Do you wanna be the snow man’と歌いながらイツハクに絡みます。「いいや~~~!!」と拒絶するイツハク。

このコート。着て街を歩くと、道ゆく人がヨンドウィグに声をかけます。
「ちょっとあなた。そのコートのせいで死んでいった数知れない動物の事を考えたことはある?」と。
ヨンドウィグは「え?このコート?これは私の死んだ叔母から譲り受けたコートなんだけど。フェイクファーよ。え?ええ?きゃー!」
ヨンドウィグの背中にはインクのボールを投げつけられた跡が。客席からはあぁ、と溜息が漏れます。
(このシーンの描写は、私が過去に観たどのヘドウィグよりもヨンドウィグが繊細で丁寧だと思います)

まだまだ続くヨンドウィグ劇場。
イツハクに、喉が渇いたからコーラを買ってきてと頼むヨンドウィグ。ステージには自動販売機があるのですが、それはペプシの自販機。
「あなた、コーラを買ってきて!おかしなやつ(ペプシ)じゃなくてコーラよ。あ、気の抜けたやつ買ってきてね。売ってるから!ゼロシュガー、ゼロキム!(キム=気、です)」

こうしてイツハクが買ってきたコーラを飲む(振りをする)ヨンドウィグ。
一口飲んでゲップをしたあと、「気が抜けて無いじゃない!」とイツハクに一喝して最前列のお客さんに「あんたにあげるわ」とコーラをあげます。
この席がいわゆる『コーラ席』です。
2017年の公演では、本当に缶を開けて飲んでから渡していました。
私も一度だけそのコーラを受け取ったことがあります。開いていたので終演後に口をつけないように、飲んだ微かな記憶があります(笑)

こうして書いていると次から次へ記憶が甦ってどこで切ったらいいのかわからなくなりますが、今日はここでおしまいにします。

KBS出演時のYouTubeを貼っておきますね。

Wig In A Box (뮤지컬 <헤드윅> 中) - 유연석 [더 시즌즈-이효리의 레드카펫] | KBS 240322 방송

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