個人的に好きな曲を上げる回 メンタルに効くやつ編
ボカコレというものが来週の土日にあるそうです。
なんならこの際、前々から言っていた好きな曲を紹介するのをやってみようと思いました。
というのは建前でネタ切れしたからです。
ボカコレってなぁに?
『ボカロの祭典』らしいです。Twitterアカウントも存在して、ニコニコ超会議と同時開催されて、なんとCMまであるとか。要は『クリエイターもファンも大騒ぎしようぜ!!!イェイ!!』というもんじゃないですかね。知らんけど。
僕はいろんなボカロPや音街ウナの公式Twitterをフォローしているのでめちゃめちゃ流れてきます。気になった音楽はブックマークして後で探しに行くんですが後回しになるので溜まっていきます。別に苦じゃないのでいいんですけど。
メンタルに効くやつとは?
ボカロって、要は結構簡単に音楽が作れるんですよ。(やったことないけど)
実際免許もいらないし。YouTubeは当然、ニコニコ漁るとめちゃめちゃいろんな曲が毎日投稿されてます。
ボカロ、聴いてるのは小学生〜高校生辺りなんじゃないかな〜と思う。社会人とかになるとあんまり聴くのはしないんじゃないか。
で、特にそこの年齢層に刺さるのがメンタルなやつだと思います。割と。別にお年寄りの方にも聴いて欲しいけど。という感じのを纏めました。
ということで本題に行きます。多分今までと比べて大分長くなります。あと僕がnoteに今まで貼ったやつもいくつか含まれてるしこれから貼るのにも使うと思うのがたくさん載るけど許してね。よろ。
アイロニ
2012年。古参が喜ぶボカロ。時代がある。
アコギとピアノにある実家のような落ち着き。
歌詞の韻が心地よく、世界に不満を流しながら自分を嘆いている世界観が素敵だなぁと思う。
Bメロすぐのところの1小節に詰め込んだ感じ、ラスサビ前の間奏ピアノ、オリジナルPVの女の子が失敗を繰り返す辺りがお気に入り。
ボカロの声嫌いだよ!!という人はウォルピスカーターさんの歌ってみたを聴いてほしい。
しっかりとした低音に加えてコーラスの高音がずば抜けてる。
えらくてえらい
2020年年明けに投稿された曲。
あらなるめいと呼ばれる歌い手3人組である『あらき』『nqrse』『めいちゃん』の3人ユニットのオリジナル曲の1つ。
ニコニコのタグには『自殺防止ソング』などがある。サビで褒めてくれる。『えらい!』
一番の歌詞では『新しいことを始めよう』
二番の歌詞では『諦めたこともやり直そう』
という意味がこめられ、『今年もイイ年さ』とメッセージをくれる。優しい。
がんばらなくていいや
音街ウナとflowerのツインボーカルで歌われるおくのほそみちの曲。
サビでは、『がんばらなくていいや』という歌詞と共に理由を並べる。ラスサビ前では『がんばらなくていいや』『がんばらなくていいよ』のコールが素敵。
まさに題名通りの曲。
失想ワアド
カゲプロを手掛けたじん(自然の敵P)の曲。
本編を読めばより一層解釈が進むが、読まずとも理解できる、理解させられるほど強いメッセージを感じる。
一番の歌詞は尖っているが、比べて二番の歌詞は優しい。
『言葉』を失ってもその奥の『想い』を失わない、言葉と意志の2つの噛み合わせを表した曲。
贖罪
ピアノが特徴的な傘村トータの曲。本人のコメントでは『難しいのは、自分を許すということです。』とある。
最後の歌詞を除き、全てが体言止め『○○したこと』という歌詞で、一つ一つが罪である。といっているのが受け取れる。
一番素敵だと思ったのは、ラスサビ前、『ごめんなさいを言わなかったこと』『ごめんなさいを簡単に言ったこと』の部分。どう足掻いても罪である。
すきなことだけでいいです
ピノキオピーによる、対比が特徴的な曲。
『○○は嫌 ○○が好き』という選り好みを死ぬまで続けたら、宇宙は滅亡する。
全人類が幸せになるのは難しい。
ラスサビで過去形が使われている。
ススメ!
シカバネーゼ feat Adoなどで知られるボカロP jonーYAKITORYの曲。
本人のnote曰く、
「色々大変だよな。でも同じ悩みを持つ仲間はいるから大丈夫だぜ!」というメッセージが込められている。(こちら)
音街ウナのボカロverも存在するが、上に載せている本家は跳ねるようなリズム感が強調されていて好き。
だぁいじょうぶだよ
歌い手Geroとイラストレーターりゅうせーによる、『こんな俺でも生きてるんだぜ』というメッセージが聞こえる曲。
『だぁいじょうぶだよ』という歌詞が特徴的。
個人的にはりゅーせーのイラストがカオスな世の中を表している感じがある。その中で生きていくGeroの叫び声が素敵である。素敵。
逃げぬは負けだしバカをみる
音街ウナと初音ミクがボーカルの、161Pの曲。どこかで見たことあるような気がする題名だが、まさに題名通りである。としかいえない。
個人的な意見だが、これは学生よりも社会人に刺さるんじゃないかという感じがする。
童謡?のようなリズムで、非常に聴き心地がいい。気楽に生きたい。
ハイドアンド・シーク
ゆったりとした曲調から始まる19の曲。
深層心理の奥深くに隠れているもう1人の自分との関係を描いた曲。
自分自身を受け入れて、前へと進むことを考えさせてくれる。特に最後に2つ並んだ歌詞はインパクトがある。
関係ないけどTikT○kでニコニコしながら踊ってるやつは吹き飛んで欲しい。見たことないけど。
ポジティブ・パレード
有名なボカロP、DECO*27のポジティブな曲。
Aメロ、Bメロはゆっくりとした曲調の中で助けを求めるような歌詞だが、その最後に『だからそうなる前に頼っちゃえよ』という言葉と共に速いリズムに変わり、題名通りのポジティブパレードが始まる。
ラスサビ前の応援するメッセージが詰め込まれた部分が個人的お気に入り。
もう生きてるだけで褒めて頂戴
題名に共感しかない、100回嘔吐の曲。
全ての歌詞が直接的にメッセージを送っている。加えて和風かつスピーディーなメロディも素敵。
ここで語るよりも、とにかく聴けばわかるとしかいえない。
ご苦労様です!!!!!!!!!
ヨヒラ
ヨルシカでも活躍するナブナによる、初音ミクが歌う曲。
臆病なことを自覚して、自虐的に『これでいいんだろ』と繰り返す歌詞が切ない。
『ヨヒラ』とは紫陽花の別名であるが、イラストでは彼岸花が咲いている。彼岸花の花言葉が『諦め』であることを表している。
『忘れたいんだよ』を繰り返したあと、『忘れたんだよ』と続くところが強く印象に残る。
CHOーDARIー
23.exeのリズムの聞き心地が非常にいい曲。ほとんどの場所で韻を踏みながら、流れるようなフロウが素敵。
『やりたいことなら沢山』『でっかい夢見る毎晩』『あれもこれもどれも全部遊んでなんぼでしょ』から、すべてが面倒というより、『やりたいことだけやろう!』という願望と勢いが受け取れる。
歌ってみたはVtuber 久遠千歳の動画が141万回再生されている。彼女にしか出せない気だるさがあるのでそちらも是非。
7150日
『なんとかなんとかなんとかなんとか生き抜いて』
『最後の最後の最後の最後のその日まで』というサビや、間奏の軽快なリズムが頭に残る瀬名航の曲。
不安感が見える歌詞が続くが、最後にはそれが払拭され、前を向くようなイメージが持てる。
ちなみに7150日は19年と少し。カップ麺を啜って携帯を触っているのが若者らしいと思った。
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