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私という商品

店頭に並べられている数々の商品。シンプルに並べられているものもあればポップを使って魅力を伝えたり、置き場所が計算されていたり…

手に取る側の気持ちを考えると、欲しいものが分かりやすく手に取りやすい位置にあると探す手間が省けるのにと思うはず。

でもマニアックな人は、掘り出し物を探すべく一つ一つの商品を時間をかけて見て回る。

私が商品だったら…

私を必要としてる人は果たしてどんな人だろう。

「これ!探してたんです!やっと手に入りました!」

それとも

「とりあえずこれでいいか。」

もちろん前者であってほしいと願う。

じゃあ、吹き出しのポップにはなんて書こう。

“好奇心旺盛で楽しいことが大好き!物事を深掘りしすぎて迷子になるから注意してね♪カメラ機能も付いてるし歌も唄えちゃう!一緒に居ると飽きないかもね”

なにコレ…。

手に取って見てみるかもしれないけど、お金を払ってでも欲しいと思うだろうか。

どのお店のどこの棚のどのくらいの位置に置くのが一番良いのか。

魅せ方も大切だし、手に入れてもらってからも良い仕事してくれないと捨てられる可能性だってある。

私の存在価値。

一番下の1番奥でホコリが被ったままにならないようにしなきゃね。



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