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承認欲求

私は気を抜くと人の目を気にしてしまう。
研究生活が始まってやく2ヶ月。久しぶりに同じ人たちと長時間同じ空間を共有する日々。

私は高校生の頃、塾に通っていてそこで塾の先生にどうしても気に入られたいと思っていた。自己肯定感が低くて、承認欲求が強かった。

そのため塾には毎日行ったし、先生に言われたことは言われたとおりきちんとこなした。

でも先生はお気に入りの生徒が別にいて、私が一番になることはなかった。
いつしか塾に行く目的、勉強する目的をはき違えて私は結局受験に落ちた。

軽く鬱状態になり、これまで人にどう思われているかをあまりにも気にしすぎていたせいで色々、無理になってしまった。

予備校に通うことになった。

認知されることが苦痛ということに気がついたので
なるべく他人で居ようと思い、予備校では友達を一切つくらなかった。
ずっとひとりで居た。精神的にも、物理的にも。

あのとき一緒にご飯に誘ってくれた、高3の時同じクラスだったOちゃん、ありがとう。

ひとりってすごく楽だった。人にどう思われるかを意識せずに行動すること、はすごく正しいように思えて気持ちがよかった。

当時のことは、もう4年前になるけれど今でもよく思い出す。

大学生活が始まっても私は極力、自立するように心がけていた。
一人で居ることはあまりにも心地よくて、すごくしっくりきている。

が、研究生活が始まり、ピンチだ。
なかなかのブラック研究室なので一日、いや一週間の大半の時間をそこで過ごすことになる。もちろん人には認知されるし、正直すでにどう思われているか気になって仕方がない。

特に教授に、優秀だと思われたいという気持ちが強くて苦しい。

このままだと目的を見失ってしまう。

このままでは以前のようによくない方向に進んでしまう。
せっかく時間をかけてここまでこれたのに。


軌道修正。



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