年末年始で三十万歩以上歩いたおっさんの正直な実感

精神的な復調のためにウォーキングを日課に取り入れてほぼ毎日一万歩以上は歩いている。あらゆる公共交通機関を生活から排した。地球に優しくなった。

去年末から始めているが、年が明けてもほぼ毎日一万歩歩くようにしている。計算したら一ヶ月で三十万歩以上に達していた。

肉体的効果

全く痩せてない。ビタ1キロたりとも痩せていない。なんだこの結果は……

理由は明確で、いくら歩いても食べる量が減ってないから(というより現実的には増えている感さえある)。やはり痩身にはある程度の減量および運動強度が必要なようで、ウォーキング程度ではまったく痩せる気配がない。

精神的効果

これが一番厄介だった。

歴史上の思想家や発明家が散歩をルーティンワークとして取り入れていたというのも納得できる。歩いているとなんとなく色々な発想というか、足の運動に付随して頭が活性化してくるのだ。

しかし、それは負の方向にである

Twitter をフォローしてくださっている方々はある程度お分かりと思うが、筆者は根っからのネガティブ人間で、黙っていれば泉のごとく負の思考が湧いてくるタイプの人間だ。

それを抑制すべくウォーキングを取り入れたが、結果としてはむしろ歩けば歩くだけ今までの自分の人生の恨みというか、あろうことか関わってきた人々への恨みまで活性化する有様だった(クズすぎる……)。

最初はJPOPを聴きながら歩いていたが、歌詞を聴けば聴くほどムカついてくるので最近はなにも聴いてない。

睡眠

歩き始めて最大のメリットがこれだろうか。

筆者は生粋の夜型人間だったが、近年は不眠に陥っていた。だが歩き始めてから結構スムーズに就寝できている気がする。

また「その日の疲れがその日にくる感覚」も戻ってきた。筆者も加齢ゆえか、年々疲労の訪れに時間差が生じるようになった。その場では大丈夫でもあとからジワっと体に疲労が染み込んでくるというか。前日の疲れを当日の日中に対処する感覚で、つらかった。

しかし歩き始めてからは少し変わってきた。

肉体的な疲労が雪だるま的に、他の微細な疲労も回収するのか――その日の疲れがその日の夜にズシッと体に蓄積する実感がある。そのまま寝ることができれば、翌朝は(以前よりは)心地よく起きれるようになった。

まとめ

やっぱ走らないとダメか……というのが正直な感想。ウォーキングレベルの運動強度では明日以外全てを燃やすことはできない。ただ続くのが大事だと思っているので、当面は歩くのを続けたいと思う。

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