見出し画像

トーキングヘッズと中学生

うちの家にはビートルズのCDとかレコードとかが一つもなかった。
両親共に音楽は好きで比較的いろんな音楽が家にある気がするけどビートルズはなかった。
でもトーキングヘッズがあった。

物心つく頃には日々家のなかで流れていたと思うけど、こどもの私にはそれを「すき」「はまる」とかの感覚はなかった。

で、15年前私が中2ぐらいのときに、改めて家にあったCDやDVDを見て「すんげぇかっけぇ」ってなっちゃった。

通学の電車の中で「found a job」を毎日聴いていた。ipodにいれて毎日聴いていた。
学生時代に色んなジャンルの音楽を知って、その時その時にはまるものはもちろんあったんだけど、トーキングヘッズはずっとだ。

ジャングルの中にいるような気分になったり
公園にいる気分になったり
パンクな気分になったり
多数派な気分になったり
少数派な気分になったり

する

ここ数年、映画館でストップメイキングセンスを上映したり、爆音で流したりするイベントが増えて(増えた?)、うれしい。

ちなみに2020年に結婚式を挙げたとき、
「road to nowhere」を最後にかけた。
私の夫は音楽に関心がない人間なので流しがいが無いのだけど、友人や家族が気づいてくれたのがハッピー。(音楽が無いとやっていけないし、音楽って言われたら「はい、私の出番です」って感じで生きてきたのに、人生のパートナーとして音楽感覚ゼロなmanを選んだの我ながら不思議)





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?