カリンバが届いた話

誕生日の2日前、身に覚えのない配達予定メールが届いた。

カリンバ…?
差出人は母の名前になっている。娘の誕生日でウケようとしているのか?
にしても、26歳の誕生日プレゼントがカリンバなことある?

次の日。


届いた。


しかも何故か、私が中学時代に着ていたブランドと好きだったバンドのショッパーで梱包されてた。マジで何でだよ。

やめろー!!!!!!!


母からのお手紙も同封されていた。
「ママもカリンバを買ってみましたョ
 いつかセッションしてみたいね」

ボケじゃなかった。大本気だ。そうだ、母はいつでも「本気」なんだ…。

親指でキーを弾くと、なんとまぁ綺麗な音。
娘の生活に美しい癒しの音を、と贈り物をくれた母に感謝を込めて、次の帰省までに出来る限りは練習してみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?