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『くまみこ〈全12話〉』感想メモ

見出し画像出典:くまみこ(アニメ公式サイト)

こんな感じの話

・過保護なクマと田舎者少女の日常ネガティブコメディ

感想のようなもの

熊手神社に巫女として仕え山奥に住む中学生まちと人間の言葉をしゃべり熊手神社で祀られているクマのナツの田舎ライフコメディである。

田舎コンプレックスを2時間かけて都会の高校に通うことを熱望するまちとそれを阻止したい過保護なナツの攻防が繰り広げられるわけだが、まちはナツに心配されつつも都会に関するちょっとした挑戦を繰り返していく。

「人には都会に行っていい人とダメな人とがいるんだよ。」1話ナツ
「もう嫌なの、こんな何の変哲もない限界集落」1話まち

まちは被害妄想や思い込みが激しく、普通の日常的なやり取りだと思われる場面でも自分がひどい目にあっていると思いこむし、極度の機械音痴で普通の人ならできることができずわけもわからず混乱することもある。また、従兄の良夫にまちおこしに利用されひどい目にあうこともある。

まちの考えと周りの人間の考えのズレがコミカルさを生み出すが、まちがひどい目に合うという状況はあまり変わらない。それがおもしろい。

ほのぼのとした世界観なのにネガティブコメディが横行するのがたまらない。

結末についてはバットエンド的な見方もできるとは思うが、自分の居場所がそこにあると気がつくハッピーエンドかなと思った。

ほのぼのコメディではなく、ゆるふわブラックコメディの作品としてはよかったと思うし、あまり考えず見られるので、続きが作られるのであればずっと見ていられそうである。

好きポイント

・ほのぼの描かれる世界

・ひどいめにあうまち(顔芸)

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画像出典:くまみこ(アニメ公式サイト)

こんな人におすすめしたい

・ブラックコメディ好き

・涙ぐむ女の子が好き


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