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『Re:CREATORS〈全22話〉』感想メモ

見出し画像出典:Re:CREATORS(アニメ公式サイト)

こんな感じの話

・創作物の登場人物たちが現実世界に唐突に現れ世界崩壊の危機を迎える
・主人公たちは被創造物動詞の衝突に巻き込まれていく

感想のようなもの

この作品の主人公ではなく観客であると自らを定義し、創作をやめようとしていた水篠颯太は、現実世界に現れた一人のキャラクターとのかかわりをきっかけに、”被創造物”同士の戦いに巻き込まれていくと共に、政府の対策チームに一員となり現実世界に現れた”被創造物”への対策と世界崩壊の危機に向かい合っていくこととなる。

キャラクターが現実世界に現れる(限界)という不可思議な現象を認識していくとともに、それを隠ぺいする政府、世界崩壊の危機、世界を崩壊へと導くキャラクターについて描かれていく。
世界を崩壊へと導く”軍服の姫君”っとは何者なのか、その存在を巡り、颯太は過去の自分と友人と向き合う。

現界したキャラクター達の作品についてはさらっと触れられているだけにすぎず、どのような能力や魔法が存在し、どのような人間関係があり、どのような世界観の作品なのかがわからず、キャラクターへの理解を深めることができなかったのが少し残念である。アニメの尺的に難しかったのだとは思うが。

どのキャラクター達も現実世界に現れさせることができるほどそれぞれの作品上で人気があり、いちいちかっこいい。
創造主に愛され、創造主を信じ、自らの世界を愛するキャラクターは魅力にあふれている。

主役級のキャラクターばかりが登場することもあり、画面がけんかしているように感じることもあるが、それがいいのだ。

創造主に愛されたキャラクターと創造主でなくともキャラクターを愛す人々の関係を考えるとたまらない気持ちになる。

ごちゃごちゃとした創作物の集合体であるこのアニメはなかなか面白かったと思うがアニメやラノベ、漫画や二次創作になじみのないひとにはしっくりこない作品ではないだろうか。

好きポイント

・被造物と創造主の関係性
・ラブコメテイスト煌樹まみか
・音楽

こんな人におすすめしたい

・創作に折れそうになったことがある人
・うじうじした主人公に耐えられる
・キャラクターへの愛がある


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