『ようこそ実力至上主義の教室へ〈全12話〉』感想メモ
見出し画像出典:ようこそ実力至上主義の教室へ(アニメ公式サイト)
こんな感じの話
・実力主義でポイント評価される全寮制学園が舞台
・目立たないように過ごす主人公の知略ストーリー
感想のようなもの
自由と約束された将来の為に高度育成高等学校に入学した学生はA~Dに振り分け競争させられる。しかし、その競争とシステムを知らないままに入学した学生の一部は、クラスの意味や支給されたポイントの本当の意味を疑わずに使い果たしてしまう。自由の意味を知らず自堕落に生活したり、ポイントを使い果たしてしまうような生徒の多数いる最も低い評価のDクラスに振り分けられた主人公は、目立たぬように策を巡らしクラスメイトを助け、クラスを勝利へと導いていく。
無気力で何もかもどうでもよさそうに見える主人公がなぜ他のキャラクターを助けるような行動をとるのか理解できないとはじめは思っていたが、それも伏線となっており、策略により主人公の能力を知るのがなかなか面白かった。
事件が起き、なぜか解決され、回想で種明かしになるというパターンが多く、ちょっとしたミステリーのように感じるところもある。
表に出ないように目立たず表情もなく策略を提示し行動する主人公はさながらダークーヒーローのようであるが、意図の計り知れぬ部分や不気味なところがあり、自分の目には魅力的にみえた。
一応うまくまとまって終わってはいるが、この後のストーリーが気になって仕方がないように作られている。原作未完結なので、続編が制作も期待できるし、ぜひ観たい。
原作小説のほうを読もうか迷っている。
学園についての謎や、主人公の隠された実力・真の姿が気になる。
好きポイント
・裏表のあるキャラ
・音楽
・策略
こんな人におすすめしたい
・頭脳戦が好き
・学園抗争ものが好き
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?