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防災士研修を受講、資格試験に合格。気象から興味を持った防災・減災の知識を、日々の生活に活かしていきます。

10月3・4日の週末に、
防災士研修センターが主催する
防災士研修講座を受講し、
同時に防災士試験を受験しました。

防災士とは?

防災士とは、社会の様々な場で
減災と社会の防災力向上のための活動が期待され、
かつ、そのために十分な意識・知識・技能を
有するものとして、NPO法人日本防災士機構が
認定した人たちです。

(防災士研修センター「防災士について」より)

地震や台風、大雨などさまざまな災害が
毎年のように発生する日本で、
1995年の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、
2003年に発足した制度でこれまでに
日本全国で19万人以上の方が防災士認定され、
防災や減災活動に活動しています。

業種や職種、年代や性別を問わず、
幅広い分野の方がそれぞれのアプローチから
防災士を取得されているようです。

気象への興味から防災士を

実は私、気象に興味を持っており、
かつては気象予報士を取ろうと
思っていたことがありました。

その時は結局、予報士取得には
いたらなかったのですが、
気象のどこに興味があるのだろうと考えたら
気象とそれによる生活への影響、
そして災害からどう守っていくかという部分でした。

現在活躍されている気象予報士の方々が、
防災士も併せて取得されていることも
私が防災士にアプローチするきっかけに
なったように思います。

防災士資格取得に必要なのは…?

防災士の資格取得には、
細かい事務手続きを除くと

①防災士研修講座の受講
②防災士資格試験の合格
③救命救急講習の受講

の3ステップ。

私が今回受講したのが
①防災士研修講座であり、
その講座の最後に実施された
②防災士資格試験でした。

なお、昨今の災害の発生状況や
防災への意識の高まり、
コロナによる研修開催が
できなかったこともあってか、
防災士研修センターでは防災士研修講座を
全国で開催していますが、
東京では来年1月までの講座で
満席やキャンセル待ちなどの状況です。

合格へのカギを握る、自宅学習

防災士研修講座に申し込むと、
研修日程の1ヶ月前頃、レターパックで
教材が送付されます。

近年ますます分厚くなると言われている
「防災士教本」を読みながら、
会場研修までの間、自宅学習。

会場研修のときに提出する事前課題もあります。
これは、教本の内容に準じた、
穴埋め形式のレポート。

学習期間が短く、教本をじっくり読みこんでいる
余裕はなかったように感じています。

2日間ギッシリの、会場研修

会場研修の2日間は、
さまざまな分野での講師の講義を受講。
ここでは、災害のしくみや防災士としての
役割などを学んだり、地図を使用した演習など、
朝から夕方まで内容がギッシリ詰まった2日間。

感染対策も取られており、
余裕を持った座席配置などされていましたが、
一方で会場研修の運営について
試行錯誤されている感じも受けました。

2日間のラストで試験、無事合格!

そして、2日目の最後が防災士資格試験。

2日間フルで講義を聴いた後の試験は、
体力的にもハードですね。

三択形式で30問、8割以上で合格という試験。

基本的に、教本の内容を抑えていれば
合格できるとのことで、
迷う選択肢もありましたが、
比較的自信のある問題から解いていき、
後から迷った問題の不安を1つずつ消していく。

そんな解き方をし、時間的には余裕を持って提出し
合格していることを願い、会場を退出。

もし不合格でも、研修は受講しているので
もう一度試験を受けるだけと思い、
結果が出るまでは何も考えずに待ちました。

そして試験から5日後の10月9日に
結果を伝える郵便が届き、
「合格」の通知を受け取りました。

会場での感覚だと、合否が半々ぐらいと
思っていたので、ちゃんと合格でき、嬉しいです。

あとは救命救急講習を残すのみ

研修講座を受講し、試験も合格しました。
ですが、まだこれで防災士に
なったわけではありません。

近いうちに、救命救急講習も受講して
正式に防災士登録に進もうと思います。

私は気象からアプローチした防災士であり、
今の仕事に直接役立つとは限りませんが、
できる役立て方はあると思いますし、
日々の生活でも防災の知識などは大事なこと。

できるところから活かしていきます。


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