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グループフィットネスって?レズミルズって??part2

前回の記事は、グループフィットネスに触れて、その中でも日本国内、全世界で圧倒的な人気を図るレズミルズプログラムについて少し掘ってみました。今回は、もう少し深くその素晴らしいグループフィットネスについて書いてみます。

全世界でどれだけ愛されているか?


皆様は、このレズミルズプログラム(*以降LM)がどのくらいフィットネス業界に浸透しているかご存じでしょうか?
まずは、日本国内のフィットネスクラブの導入数です。なんと、1,077のスポーツクラブで導入をしていました。*暇な私は、公式HPから導入クラブを数えましたwww
また、公式HPによると全世界で20,000クラブが導入していると書かれています。
ちなみに、牛丼チェーン店の全国店舗数 *2023年7月現在
1位 すき屋 1,941店舗
2位 吉野家 1,197店舗
3位 松屋 1,003店舗
すき屋が1位なのは驚き!!!松屋だと思ってた。。。
松屋よりLMプログラム実施クラブが多いなんて!すごくないですか???

LMプログラムのラインナップ


さて、その人気のLMプログラムには、いろいろなトレーニングの種類があります。料理でいうところのメニューのようなものです。つまり、飽きの来ないラインナップをそろえていることで、多種多様な人も参加することができるのです。そこまでハードなプログラムは参加難しい方や、一方ガンガンやりたい方など。
では、そのメニューをご紹介します。
↓↓↓↓
BODYPUMP
BODYCOMBAT
BODYBALANCE
LES MILLS CORE
BODYATTACK
RPM
SH'BAM
BODYJAM
BODYSTEP
THE TRIP
LES MILLS TONE
LES MILLS BARRE
LES MILLS SPRINT
LES MILLS GRIT STRENGTH
LES MILLS GRIT ATHLETIC
LES MILLS GRIT CARDIO
計:14アイテム(GRITはひとまとめ)
それぞれどんなプログラム内容であるかは、めんどくさいので割愛します。知らねーのあるしww
私も、遠い昔はBODYPUMP、BODYCOMBAT、LES MILLS GRIT、RPMの4種類のライセンスを持って活動してました。
そうそう、このプログラム誰でもお客さんの前でやっていいわけではなく、ライセンスが必要なんです。←これは後ほど書きます。

【ちょい深】どんな収益構造??


では、あまり知られていない、すこし深い情報を書いてみましょう。
LM社はこのプログラムライセンスを、クラブや個人(最近では)に販売して収益を上げています。
大きく分けて以下の収益があります。
1.ライセンス料 ・・・1アイテムあたり50,000円(この数字は仮に書いてます。)
14アイテムの中から実施したいアイテムによってライセンス料
例えば、北海道○○クラブでは、BODYPUMP、BODYCOMBAT、LES MILLS GRIT、RPMの4つのアイテムを導入する。
その場合、クラブ側は
ライセンス費50,000円×4アイテム=200,000円を支払います。
さらにそのアイテムを5名のインストラクターが実施すると、5倍つまり1,000,000円の支払いが必要になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.ライセンス取得費 ・・・ 1講習あたり40,000円(いま安くなったのかな?)
同様に5名のインストラクターが、4アイテムのライセンスを取得するためには、
5名×4アイテム×講習費40,000円=400,000円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.ツール購入費(音源、研修用ツール) ・・・1アイテムあたり9,000円
LMは、年4回の新しい音楽と振付がリリースされますので、
5名×4アイテム×ツール9,000円=180,000円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.継続研修費 ・・・1アイテムあたり5,000円
継続するためにインストラクターが受けなくてはいけない研修です。
年間2~4回かな?確か2回はマストだったと思う。
5名×4アイテム×2回×研修費5,000円=200,000円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ざくっとこんな感じでしょうかね???
合計:1,780,000円/年
(*5名のインストラクターが、4アイテムを実施した場合)
もっとインストラクターが多いクラブや、導入アイテム数も多いクラブがほとんどだと思いますので、最低ラインとして。
では、この収益を日本国内のLMジャパンの収益に置き換えてみましょう。
1,780,000円/クラブ×1,077クラブ数=1,917,060,000円 約20億!!
大体ですが、年間これくらいの収益があるはずです!!!
なかなか儲かってますな。これを世界で換算すると、、、

なぜそんなに費用がかかるの??


LMプログラムをクラブで展開すると、そこそこの費用が掛かります。そもそもライセンス費用や研修費が高くない??と思ってしまうかもしれませんが、実はそれを裏付けるLM社の努力が裏では存在します。それが金額に反映しているので納得です。
理由は以下の通りです。
・アイテムごとに年間新しい楽曲と振付が4回リリースされる
┗これは、インストラクター、ユーザが飽きないように常に新鮮な気持ちでレッスンに参加できる。
・楽曲の権利
┗かなり最新の楽曲の使用権利をLMが買ってます。総額の内訳は知りませんが、この権利があるから、インストラクターは安心して使用することができる。
・最新のトレーニングトレンドを取り入れた振付
┗実はこの振付(コリオグラフィーといいます。通称コリオ)は練りに練って作られている。機能解剖学、運動指導員などの専門家の許諾のもと作られている。
なので、LM社も相当なコストをかけてリリースをしているということですね。

以上、次回はそのライセンスをとるための過程や、プログラムの構成などさらに踏み込んだ記事を書いてみます。こうご期待!!

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