森下公等
一話1ページの漫画を載せています。地球で過ごしている異星人の日常生活を描いた漫画です。
ストーリーの構想を改めて検討している過程で、物語の中に他の物語を組み込む枠物語のような形式が気になってきて、物語を構成する主な要素として取り入れてみたくなってきた。 枠物語を取り入れる上で、登場人物が一カ所に集まって、物語の語り手としてそれぞれのエピソードについて話し合うような場面をストーリーの途中に挟み入れてみる。 最初に考えていた複数のストーリーを繋ぐゲートの近くに、登場人物が一時的に滞在する場所を追加してみるといいような気がする。
題名の候補。 ① X縁起 エックスえんぎ (Tales of X) ② X抄 エックスしょう (Collection of X)
ストーリーの断片に目を通してキーワードをまとめてみた。 ラビット ゲート、パス、タブレット、ねずみ、プレーヤー、超技芸、オリエンテーリング。
ストーリーのエンディングを他のエピソードのオープニングに繋ぐことが出来るような物語の枠組みについて考えていて、それぞれの物語をつなぐゲートのようなイメージを組み入れてストーリーを色々想像してみている。
キャラクターを手がかりに制作してきた幾つかの物語の構想を一度解体して、登場人物や風景のそれぞれの要素を1つの物語の中で構成し直してみる。同じストーリーの中で断片を組み合わせながら改めて物語の粗筋を書いてみる。
物語のターニングポイントや繋ぎ目の場面を想像していると、作り手のストーリーの筋書きを塞き止める事が出来るような物語のデザインについて考えたくなってくる。 物語の方向を転換させるトリックスターのようなキャラクターが、書き手の構想に別の筋立てが介入してくる作り方を促すような気がする。