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【株・投資】2021/06/20現在における米株・買い銘柄について

みなさん、こんにちは。
先週に引き続き、今週も株について、noteを書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

はじめに

前回のnoteでも展開しましたが、再掲です。買い銘柄の策定方式としましては、「ミネルヴィニの成長株投資法」を参考にして、作成しております。良い本ですので、まだの方はぜひこの機会に!

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前提条件(第0ステップ)

前回は第一ステップの中に書いておりましたが、そもそもテクニカル分析で分析する銘柄を何にするか?が超重要ですので、第0ステップとして分けさせていただきます。

前回は、証券会社が発行している2021/06/10の米株レポートで、上昇中の株20銘柄を元に各株を深掘りしていきましたが、今回は、

6月14日週の米国株投資戦略レポート
6月14日の米国株相場レポート
6月15日の米国株相場レポート
6月16日の米国株相場レポート
6月17日の米国株相場レポート

の中で紹介されている株で、「注目銘柄」、「強材料株」として紹介されている銘柄を元に、深掘りをしていきたいと思います。

第一ステップ(トレンド)

第0ステップで選定された銘柄は以下です。

1	DBX
2	CRWD
3	NVDA
4	TROW
5	LHX
6	EBAY
7	DD
8	DOW
9	EXPE
10	F
11	HD
12	KO
13	TXN
14	NCR
15	ORI
16	TGT
17	GOOGL
18	FB
19	FDX
20	NVAX
21	COIN
22	ADBE
23	SAVE
24	GE
25	KKR

次にトレンドに乗っているかをチェックするのですが「ミネルヴィニの成長株投資法」によれば、以下のトレンドテンプレートでチェックします。

トレンドテンプレート

以下が結果になります。(細かいので、必要に応じて拡大してみてください。)

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全ての項目が問題ない場合は、一番右の列が「OK」と赤く表示されている銘柄になります。

1	DBX
2	CRWD
3	NVDA
4	TROW
5	LHX
6	EBAY
10	F
16	TGT
17	GOOGL
18	FB
22	ADBE
25	KKR

第二ステップ(ファンダメンタルズ)

ミネルヴィニの成長株投資法によれば、第二のステップは、その銘柄のファンダメンタルズ指標である売上高、利益率、利益の改善があるかでふるいにかけられます。

こちらが結果になります。

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見方のわからない方は、前回記事の

第2ステップをご参照ください。

1	DBX
2	CRWD
3	NVDA
4	TROW
5	LHX
10	F
16	TGT
17	GOOGL
18	FB
22	ADBE
25	KKR

ここまでで、まだ結構残っている銘柄がありますね。

第三ステップ(上昇のきっかけ)

ミネルヴィニの成長株投資法によれば、第三のステップは、その銘柄のボラティリティの低下があるかでふるいにかけられます。ボラティリティの低下は、特定のチャートパターンを出しているかどうかと、出来高が減少しているかでチェックできます。

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なんとここで、まさかの全員脱落!!!

第三ステップの分析ですが、もう少し具体的に掘り下げてみていきたいと思います。

まずは今回の銘柄リストにはありませんが、先週紹介しましたMSFT(マイクロソフト)の成功パターンを復習します。

MSFT(マイクロソフト)

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黄色の線が、先週時点の段階です。(MSFTは先週紹介したので先週時点での話です。)

①を見ると、先週解説した通りで、5月に入ってから下げてあげる逆の山の形をしたチャートが形成され、その後に小さな逆の山が再度形成されています。一つの逆山を1Tとして、2回発生したので2Tとなります。この山の間隔と大きさが小さくなっていくことを、ボラティリティーが低下していく、と言い換えることができます。ボラティリティの低下は2回〜6回(2T〜6T)発生した後に上がるパターンが多いので、先週時点では買ってもOKな状態にあると言えます。

②を見ると、出来高が下がってきております。これも買いのチャンスで、一般投資家の売買がおさまってきていることを表しています。こうなると逆に機関投資家は、買いに走り始める傾向が強いです。(機関投資家が買い始めると出来高が急騰します。)


TROW(Tロウ・プライス・グループ)

4番目に記載されております「Tロウ・プライス・グループ」は、金融サービスの会社です。こちらをみてみましょう。

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①を見ると、ボラティリティーは低下しておらず、逆山(1T)を形成してもすぐに上がってしまっております。株価が右肩上がりなので、すでにホールドしている人はすごい嬉しいチャートではあるのですが、2T以上の形成には至っていないので、対象からは外されてNGとなります。

②を見ると、出来高が下がってきておりましたが、直近で増加傾向にあります。そのためNGかと思います。

KKR(KKR)

25番目に記載されております「KKR」、こちらもみてみましょう。

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①を見ると、ボラティリティーはまだ低下しておらず、逆山(1T)を形成中のステータスになります。もうしばらくすれば、2T目を形成することで、急成長株の可能性が出て参りますが、現時点では対象から外されてNGとなります。

②を見ると、出来高が上がってきており、NGかと思います。

今週紹介している他の銘柄に関しても同様で、OKになるチャートを形成しているパターンは残念ながらありませんでした。

該当なし

終わりに

今回の銘柄は残念ながら、買い推奨になる株がありませんでした。

株を選定するところが、その後に勝てるかどうかを8割型決めてしまうと言っても過言ではないため、チェックした銘柄が残らなかったとしても、根気強く調査を進めていければと思います。

また、このnoteをご覧になっている方にも、為になる情報を提供し続けらればと思いますので、よろしくお願いします。

それでは!

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