サトシ

大学生、人類で一番の優しい心を目指す。

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  • 高校生が考えたこと

    平凡な高校生が感じたことを書いた記事をまとめました。

最近の記事

ギターの激昂

6畳一間のおいてある、ギターが心地よく風に当たっている。火曜日の朝に申し訳程度に窓を開けていたことを肯定的に捉えることが出来た。ここ最近は、オンライン授業なんかすっぽかして、ギター、読書にふけっている。そんな自分を肯定してくれている気がしていた。ただ単に、自分を肯定したかっただけなのかもしれないのだが。何と言おうと、僕は、歌手になりたいのであり、知的な天才でありたいと切実に思っている。それは、中二病チックなものではなく、漠然とした夢として受け止めていたものである。前まで、た

    • ドMと知見

       いつものように、オムライス。炊飯器で炊けたご飯を、ジャーごと持ち上げて、あちちと言いながらシンクの横のキッチンに置く。ケチャップと玉ねぎと鶏肉(鶏肉に関していえば、あれば、だが全然持ち合わせていない。だって貧乏大学生なんだから。意図して貧乏大学生になったわけなのだが。周りが、貧乏くさそうにして会話をしていたから自ら合わせたのだ。)を、ごはんのジャーの中にそのままぶち込む。ケチャップ割と多めに、醤油少々、みりん少々、一味を糞みたいに入れる。これがいかれた大学生のケチャップライ

      • 汚いことであるということ

        綺麗ごとを並べて、自信たっぷりに話していた自分が今思うととても恥ずかしい。対して強くもない公立高校を志望し、甲子園に行きたいとみんなの前で、声高らかに言った。きびきびと動き、仲間を堂々と叱ることがかっこいいと思っていた。恥ずかしい思い出はたくさんある。そんなことを思っていた時期が青春時代であるというのなら、僕はそんな時期要らなかった。もっと暗くてもいい。そんなのどうでもいい。とにかく、他人の目を自分の目であると錯覚するのはやめてくれと伝えてあげたかった。あんな輝かしくも、た

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