【＃0】霧生先輩スマホアプリ化計画

この記事はヴィジュアルのベルオンリーの開催に合わせて無配ペーパー代わりに書いた自己紹介的記事になります。

お品書きのゲームをDLしたい方はこちら↓より

月夜のカタルシス - BOOTH

自己紹介記事に付き合ってくれる方はこのまま読み進めて下さい。
それでは以下本文( ・∀・)つﾄﾞｿﾞ

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初めまして。
ホラーゲームと乙女ゲームをメインに作っている『月夜のカタルシス』の花澄匝と言います。

代表作はノベコレさんで公開中の『霧生先輩と俺　～ひとりかくれんぼからの脱出～』というポイントクリック型の脱出ゲームになります。

このゲームはありがたいことにティラノゲームフェス2022で脱出・探索ゲーム部門を受賞しました。

ちなみにゲーム系のコンテストは2014年から色々と応募し続けて6連敗し（ふりーむコンテスト・ニコニコ自作ゲームフェス・ティラノゲームフェス・新人フリコン……）今作が初めての受賞でした。

それまでずっとDL数が1年でやっと100いくようなゲームしか作れず感想も霧生先輩公開まで1度も貰ったことが無かったので、ずっと暗いトンネルを歩き続けているような気分でした。

そんなしょっぱいゲ制人生に終止符を打ってくれた（？）霧生先輩をもうちょっとだけ沢山の人に遊んで欲しいな、と思い、Suika2というノベルゲームエンジンでスマホ版を作って記録しようというのがこの記事を書いた理由です。

今回はヴィジュアルのベルオンリーの開催に合わせて第0回と称し、霧生先輩がどんなゲームだったかの紹介とSuika2でどの辺が難しそうかなんていう話が出来たらなと思います。

ということでまずは霧生先輩のストーリーから。

■ストーリー
ある夏の夜。霧生先輩から『ひとりかくれんぼ』なるオカルト儀式に誘われた。
ネット発祥で一時期流行っていた、ということ位しか知らない俺は軽い気持ちでその誘いに乗ってしまう。
だけど、気が付けば玄関の扉は開かず、先輩もいなくなり、代わりに不気味な何者かの気配が部屋にあった。
そいつが何なのかはわからないが、あまり長く放置してはいられないようだ。
何かが起こってしまう前に、正しい手順でひとりかくれんぼを終わらせなければ……。

そんな感じでひとりかくれんぼに使ったクマのぬいぐるみが行方不明になり部屋のギミックを解きながらこれを回収&きちんとした手順で儀式を終了するのがこのゲームの目標になります。

霧生先輩が張り切ってクマを5体も用意してしまった為、ワンルームなのに簡単には見つからずあちこち調べて回収しなければならなくなりました。

ゲームのシステムは大きく分けて2つあり、

・部屋やアイテムをクリックして調べる
・部屋やアイテムにアイテムを使う

となっています。

スマホの脱出ゲームだとアイテムを入手したら使用可能な場所で勝手に使ってくれる簡易なものが多いですが、昔のFlashゲームだとアイテム画面で別のアイテムを使用して新しいアイテムを入手したり出来るのでそれを再現する為に霧生先輩でもいくつかのアイテムは持っているだけでなく組み合わせたり細かく調べる事で使えるようになるアイテムがあります。

例えばこのエアコンのリモコンは、入手→アイテム画面(スクショの状態)でリモコンに電池を使用→電源の入ったリモコンのボタンを押して温度調整、という3段階のギミックになっています。

これをSuika2で再現するのが大変で、やってることは初代コープスパーティーが力技で顔グラ表示しているのに近いものがあります。（当時のツクールに顔グラ表示機能はない）

Suika2で選択肢以外にクリック可能なものを設置するにはguiという機能を使用するのですがgui毎にクリック領域の指定だけでなく画面サイズと同じ画像を2枚or3枚用意しなければならないので増えると結構管理が大変です。あとデータ容量……(・∀・;)

ただ、初代コープスがあまたの苦難を乗り越え世に送り出されたように霧生先輩も出来ないことはないシステムなので気合と根性で完成までこぎつけようと思います。

そんなわけで今後も定期的に制作記を書いていく予定なのでスマホ版霧生先輩をよろしくお願いします。

ちなみにモデリングがしょぼすぎて休止中ではありますがFPS視点で自由に歩き回れる3D版霧生先輩もunityで作ってたりします。

こっちも無事に完成したらよろしくお願いします☆（ゝω・）v