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ウルトラスーパーミラクルツアー

昨夜は、吉澤嘉代子さんの『ウルトラスーパーミラクルツアー』を観てきました。大好きで堪らない曲、ずっとライブで聴きたかった曲、自分にとって特別な曲、一曲一曲が濃くてとても贅沢な時間でした。あっという間だった。管楽器の生演奏も、今までライブハウスで観たことがなかったからどうなるんだろう…!と当日までワクワクしていたけれど、いつもの嘉代子さんのライブと全然違っていて、曲に迫力が増すだけでなくしっとりとした曲では繊細な雰囲気を作り出していてすごく良かった。そして何より、嘉代子さんとバンドメンバーの皆さんがこの空間を思い切り楽しんでいる様子が、観ているこちらに幸せを届けてくれているような気がして、ずっとこの時間が終わらなければいいのにって思った。本当に行けて良かったです。

嘉代子さんのライブはおそらく5回目かな…
これは本当に毎回思うのだけど、嘉代子さんのライブって更新されるたびに進化してるというか、前のライブをいつも越えている感じがするんですよね。具体的にどこがとか聞かれるとよく分からないのだけど(笑)なんとなく今回もそう感じました。

嘉代子さんのライブはいつも一曲目で泣いてしまう。「ストッキング」のイントロが流れた瞬間、訳も分からず涙が出てきて、隣で一緒に見ていた友人に驚かれるなどしましたが、なんとか笑って誤魔化しました(笑)だって恥ずかしい〜

夢みる必要のない 夢の国へ連れだしてよ

先日放送されていた『SONGS』で嘉代子さんの『子供の頃に戻りたいと思ったことは一度もない』という言葉が印象に残っている。嘉代子さんの歌はおとぎ話のようで、聴くたびにいつも勝手に嘉代子さんと子供の頃に戻ったような錯覚をしていたから。でも、この歌詞にあるように嘉代子さんの歌は、一見、おとぎ話を切り取ったようでもあるが実は現実的な部分もあるのだと、昨夜聴いていて思った。子供の頃にはもう戻れるわけがないんだよな。なのに大人たちはずっと子供に戻りたいと願う。

SONGSの話題になったとき、嘉代子さんが
「私はみんなの名前も住所も知らないから、みんなが辛いときや悲しいときに駆けつけることはできない。自分を助けるのは自分しかいない。だけど音楽を通してみんなと一体化して、うっとりしたり泣いたりしてもらえたら嬉しい。(Twitterのレポを引用させていただきました)」と言っていた。

私はこの言葉を聞いたとき、私の中で吉澤嘉代子の音楽がどれだけ大きな存在になっていたのかを気づかされたし、改めて吉澤嘉代子に出会えて良かったと思った。そう思うと涙が止まらなくて、嘉代子さんのお顔がぼやけて見れなくなってしまった。

辛いとき、嬉しいとき、恋をしているとき、会いたい人に会えないとき、いつも私の側に寄り添ってくれる大切な音楽。昨夜は私にとって特別な夜になりました。一生忘れたくない夜だ。

私にとって吉澤嘉代子さんは、これからもずっと大好きで愛おしい女の子です。






と、ここまで書いてきて思ったが、私ってなんて文章力が無いのだろう、どうせ自分しか読まないとはいえ、学生時代にもっと国語を必死に学んでおくべきだったと思う。

話は少し変わるが、昨夜は私が大好きなハマ・オカモトさんがバンドメンバーとしてベースを弾いていた。
この組み合わせは吉澤嘉代子とOKAMOTO'Sが大大大好きな私にとっては堪らないもので、去年のロッキンでの吉澤嘉代子のステージでハマくんがサポートしていたときも、最高すぎて後日ハマくんにラジオメールを送ってしまった程(しかもちゃっかり読まれた)。

あのときは「もう一生見られないかと思うほどのバンドメンバーの豪華さ…」とか書いて送ったような気がするが、まさかまた見れるとは。この時代に生まれてきて良かったーーー。

個人的に嘉代子さんとハマくんの会話がなんとも言えない噛み合わなさで終始微笑ましかった。なんだこの二人、こんな仲良しだったんだ!ってね。嘉代子さんもハマくんも、普段人に言うには小っ恥ずかしいようなことをサラッと言ってしまうところがめちゃくちゃ好きだ。昨夜も、嘉代子さんが「ハマくんは前から私の曲を聴いていてくれて、しかもちゃんと買ってくれてたと。」と言うと、ハマくんが「そうですよ。当たり前じゃないですか。」と言っていて、ハマ・最高・オカモトって感じだった。トークでは、ハマくんが率先して喋っていたので私が友人に「あれがMCハマーだよ。」と言うとなんだかよくわからない顔をしていた。

あの空間でベースを弾いていたハマくんは本当に楽しそうで、夢が叶ったよって伝えてくれているみたいで見ていてとてもグッときたし、OKAMOTO'Sでは見られないようなハマくんの表情をたくさん見ることができて嬉しかった。またどうか嘉代子さんとご一緒して欲しいと思ったけど、そういえばバンド組んだんだっけか。わーい。私の夢が叶うの早い。